「漆黒の一日だ」アヤックスサポが暴徒化、伝統の一戦は56分で中止に。フェイエ指揮官は「本当に腹立たしい」と憤慨
伝統の一戦は、まさかの形でサスペンドとなった。
現地9月24日に行なわれたエールディビジ第6節で、アヤックス対フェイエノールトが開催。オランダを代表する名門同士の対決は、ホームチームのサポーターがピッチに発煙筒などを投げ込んだため、56分に中止となった。
英公共放送『BBC』によれば、アウェーチームが2−0とするとプラスチックカップが放り込まれてブレイクがあり、3点差がつくと、今度は花火が投下。スタジアム外では暴動を起こすファンを阻止するために、警察が催涙ガスを使用したという。
アヤックスのモーリス・スタイン監督は「今日は漆黒の一日だ。このことが事態をさらに悪化させている」とコメント。クラブは「このような行為はアヤックスの一部ではない。危険を感じたり、何らかの形で影響を受けたすべての人に謝罪する」と声明を出した。
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一方、フェイエノールトのアルネ・スロット監督は「この試合が、このような形で終わるのは本当に腹立たしい」と憤慨。選手やスタッフは、安全に退室できるまでしばらくロッカールームに留まらなければならなかった。
リーグ側は「この試合をどのように完了させるかについての詳細は後日発表する」とした。なお、フェイエノールトの上田綺世はベンチ入りも出場はなかった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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