「真の脅威」「2人分の仕事ができる」前田大然の献身性に宿敵レジェンドが感嘆!「今のセルティックにとってマエダがいかに重要か」
今季からセルティックで指揮を執るブレンダン・ロジャース監督は、前田大然を高く評価しているようだ。元スコットランド代表のケニー・ミラーは、日本代表ストライカーのスピードと継続的な献身性が認められていると称賛した。
前田は9月23日のスコットランドリーグ第6節のリビングストン戦で、前半に退場者を出したチームに献身的な運動量で貢献。終了間際には巧みなターンから今季初ゴールを決め、3−0の勝利に大きな役割を果たしている。
『THE BOOT ROOM』によると、セルティックと宿敵レンジャーズの双方に在籍し、後者のレジェンドであるミラーは、『Clyde SSB』で「決定力やクオリティ、パスの能力は、ハタテ(旗手怜央)やキョウゴ(古橋亨梧)、(カラム・)マグレガーほどじゃない」と話した。
「彼がチームにもたらすのは、出場している間いつも100%を出すことだ。そしてだからこそ、彼が毎週出場しているんだよ。彼はプレスをかけられる。とても、とても速く走れて、真の脅威となる」
「そして彼は続けられる。ゴールまでに2得点できたはずだ。だが、その2つのミスがあっても、気落ちすることがない。だが、最後は報われた。だから彼はチームが数的不利の中で95分までピッチに残るんだ。2人分の仕事ができるからだよ。彼は本当にピッチの多くをカバーし、本当に持てるすべてをチームのために出し尽くす」
【動画】前田大然の左足ゴラッソ&旗手怜央の今季初ゴール!
ミラーのコメントを伝えたTHE BOOT ROOMは、直近で多くの識者が前田に賛辞を寄せたことが、「今のセルティックにとってマエダがいかに重要かという証だ」と伝えている。
「今季はロジャースの下で本当に開花している。マエダはロジャースのスタイルにうまく合っており、時間とともに良くなっていくばかりだろう」
来月で26歳になる韋駄天FWの、さらなる活躍が期待される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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