元日本代表FW城彰二氏が11月2日、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。パリ五輪アジア2次予選の第2戦、日本女子代表対ウズベキスタン女子代表(2−0)について語った。

 なでしこジャパンは、ウズベキスタン戦で10分と15分にゴールを挙げ、序盤からリードを奪っていた。それ以降も、圧倒的にボールを支配して相手を押し込んだが、積極的に得点を奪いにはいかない。結局、15分以降はシュートがないまま、試合を終えた。

 こうした戦い方は、予選のレギュレーションが関係していたのだろう。ウズベキスタンが2位通過すれば、日本は最終予選でオーストラリアの勝ち上がりが濃厚なグループA1位との対戦を避けられる。今夏の女子ワールドカップでベスト4に入った難敵との激突を回避するために、ウズベキスタンを“アシスト”したとの見方もある。

 日本の戦い方が物議を醸した一戦について、城氏はスタッフ目線では理解を示す。

「多分、勝ち進んだ先に、どこと対戦するかとか、いろんなマネジメントが行なわれていて、ああいう試合になってしまった。だから、スタッフやコーチ陣を考えると、たしかに、この考え方も、俺はあると思う。前提として、あり」

 だが、選手目線では違った見方をする。
【動画】「75時間ぐらい長く感じたと思う」城彰二がなでしこJ対ウズベクを振り返る
「選手としては、クソつまんないと思う、あんな試合をしちゃったら。だって、最初にパパ―ンと2点を取って、『もう攻めなくていいぞ』って、75分間、ボールをただ回すだけだよ。相手もそれを察知して、ボールを奪いに来るわけでもなく。これが75分間続いたんだよ。耐えがたいでしょ。

 選手たちはもっとやりたい、もっともっといろんなものを作り出して、皆さんに見せたい思いは絶対にあった。相当ストレスだったと思う。だけど、決めるのは監督だから。それに従うしかない。すっごい、この75分って、選手にとってはマジで75時間ぐらい、時間が長く感じたんじゃないかと思う」

 さらに、選手たちの思いを代弁する。

「俺が選手だったら、『何でだよ』って思う。オーストラリアと対戦してしまうとか、いろいろあっても、選手としては『戦えばいいじゃん。どっちにしても勝てば行けるんだから。それで良いじゃん』と」

 そして、タスクを全うした、なでしこジャパンの選手を「我慢をして、全うした選手に拍手を送らないといけない」と称えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】長谷川唯のダブルピース、猶本光の決めカット、熊谷紗希のキラキラネイル...なでしこジャパンFIFA公式ポートレートギャラリー
城彰二が「男子でやってもいい」と絶賛する、なでしこJメンバーは?「上手いんだよ。すごい視野が広い」

「城、飲めよって始まって」なでしこJメンバーとの食事会で城彰二が散財!「請求を見てビックリした」