ラツィオのマウリツィオ・サッリ監督は、ローマ・ダービーの大一番で鎌田大地を終盤に投入した。

 11月12日のセリエA第12節、ラツィオ対ローマのビッグマッチは、スコアレスドローに終わった。8試合連続でベンチスタートになった鎌田は、82分から途中出場している。

 鎌田が交代したのは、足がつったフェリペ・アンデルソンだ。右ウイングで先発出場したが、後半途中のグスタフ・イサクセン投入で左サイドにポジションを変えていた。

 ラツィオはマッティア・ザッカーニが負傷欠場し、先発したペドロがイサクセンと交代したことで、左ウイングの代わりの選手が不在だった。そのため、鎌田が左ウイングを務めたかたちだ。

 ラツィオ専門サイト『La Lazio Siamo Noi』によると、試合後にサッリは『DAZN』のインタビューで「彼をあそこに投入したのはやぶれかぶれだ」と話した。

「3人が交代を求めてきたんだよ。タティ・カステジャノスを入れるつもりだったんだ。チーロ・インモービレがかなり消耗して、少し影響が出ていたからね。残念ながら、同時にフェリペ・アンデルソンとマティアス・ベシーノも交代を求めてきたんだよ」

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 負傷者が相次いだことを受けての、やむなしの選択だったようだ。同メディアによれば、会見でもサッリは鎌田について問われ、「好きな選手だが、たくさんの理由からルイス・アルベルトと一緒にプレーさせるのが難しい」と述べている。

「でも、完全に溶け込んだら、多くを与えられる選手だ。我々は彼が重要な存在になることを願っている。厳しいのは、ルイス・アルベルトが(次節で)出場停止なのに、カマダが代表に行くことだ」

 日本代表でワールドカップ予選に臨む鎌田は、21日のシリア戦を終えてからラツィオに戻ることとなる。セリエA次節サレルニターナ戦は25日。長距離移動も考えれば、厳しい日程となるだろう。

 ピッチから遠ざかっている鎌田は、次節でチャンスをつかめるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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