バルセロナのシャビ監督は先日のレアル・ソシエダ戦後、脅威となった久保建英について「ワールドクラスの選手」と絶賛した。

 それは単なる賛辞ではなかったのかもしれない。スペインメディア『e-noticies』は11月13日、「バルサはアンス・ファティのことなど忘れ、フロレンティーノを悩ませる契約に6000万ユーロを支払う予定」と見出しを打った記事を掲載。ブライトンにレンタル中のファティがいるにもかかわらず、宿敵レアル・マドリーのフロレンティーノ・ぺレス会長が再獲得を目論む久保の補強に乗り出すと報じた。

「バルセロナが攻撃陣の補強に興味を示しているのはクボだ。この日本人選手はレアル・ソシエダで素晴らしい活躍をしており、間違いなくバルセロナの目に留まったようだ。話し合いはまだ初期段階にあるが、意図は明らかだ。彼らはクボをバルサに戻したいと考えている」

 同メディアは、「彼はまだ若い将来有望な選手である。22歳にもかかわらず、素晴らしいクオリティ、スピード、創造性、フィジカルを持っている。これらすべてが、クボがバルセロナのスタイルに理想的な選手であると示している」と主張。こう続けている。

「スポーツレベルでの意味を超えて、クボのバルサとの契約はレアル・マドリーにとっても大きな打撃となるだろう。現在、マドリーは日本人選手を取り戻す明確な立場にあるため、白い巨人に先んじるのは素晴らしい動きとなるだろう」 

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 記事は「しかし同時に、マドリーが持つその大きなアドバンテージが最大の難点でもある。白いクラブは経済的権利の50%に加えて、優先拒否権を持っているので、(バルサが)不利なのは明らかだ」と指摘。「マドリーの関心に加えて、バルセロナは何年にもわたって取り組んできた別の問題、すなわちファイナンシャル・フェアプレーの問題に直面することになる」とも報じている。

「経済的な側面を超えて、選手の願望もある。久保はソシエダで喜んでおり、クラブの構造に完全に適応しており、クラブの全員に感謝している。さらに、彼は契約時に賭けてくれたことにも満足しているため、考えを変えるのは簡単ではない」

 こうした契約のハードルに触れたうえで、こう締め括っている。

「いずれにせよ、クラブとシャビの考えは、日本人と契約するためにあらゆる手段を講じることだ。状況は決して単純ではなく、マドリーは常に警戒しているが、カタルーニャ人はクボの獲得に全力を尽くすだろう」

 日本代表MFを巡る“エル・クラシコ”の行方に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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