鎌田大地が所属するラツィオは、セリエA第12節を終えて10位につけている。チャンピオンズリーグ(CL)出場権を得られる4位ナポリとは4ポイント差だ。

 夏にセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチが退団したラツィオは、鎌田やマテオ・ゲンドゥジ、ニコロ・ロベッラなどを中盤に加えて開幕を迎えた。まさかの連敗スタートで4戦3敗と厳しい船出となったが、ここ5試合は3勝1分け1敗と、徐々に立て直しつつある。

 対照的に、鎌田は出場機会を失っていった。開幕から4試合は先発出場したが、以降の8試合はベンチスタート。いずれも終盤からの投入で、前節のローマダービーはチーム事情から左ウイングでの起用となった。

 マウリツィオ・サッリ監督は大黒柱のルイス・アルベルトと新戦力のゲンドゥジ、ロベッラのトリオで中盤の構成を固めている。鎌田については高く評価していると強調したが、戦術的なバランスから起用できていないという。

 しかし、イタリアの『Gazztta dello Sport』紙は、鎌田の起用がラツィオに必要ではないかと報じた。

【動画】王者ナポリから左足で鮮烈弾!鎌田大地の移籍後初ゴール
 同紙は11月14日、ラツィオのほか、5位アタランタや6位フィオレンティーナ、7位ローマと、CL出場権を狙う有力クラブの現状を分析。その中で、「良いプレーをしてもポイントにつなげられないことがしばしば」と、得点力不足が大きな問題と指摘したうえで、こう続けている。

「だが、ルイス・アルベルトの調子にあまりに縛られすぎだ。彼が不調の日だと、ラツィオは予測可能になる。サッリは解決策を探さなければならない。そしておそらく、たとえミリンコビッチ=サビッチではなくても、中盤にカマダを入れて、もっと思い切って挑まなければならない」

 25日の次節サレルニターナ戦は、ルイス・アルベルトが累積警告による出場停止だけに、鎌田に出番が回ってくるかが注目される。ワールドカップ予選を経て、試合まで間もない中での再合流となるのはネックだが、状況を好転させたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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