2023年11月16日、W杯アジア2次予選を戦う日本代表が、その初戦でミャンマーと激突。絶対に落とせないホームゲームのスタメンには、大迫敬介、毎熊晟矢、谷口彰悟、町田浩樹、中山雄太、田中碧、鎌田大地、堂安律、南野拓実、相馬勇紀、上田綺世が名を連ねた。

 ベンチ要員の主な顔ぶれが久保建英、遠藤航、伊東純也、守田英正、菅原由勢、伊藤洋輝(冨安健洋)となると、明らかに次のシリア戦(11月21日)を意識したスターティングメンバーと言えた。

 そうした背景があるなか、4-3-3システムでミャンマー戦に臨んだ日本は立ち上がりから攻勢を仕掛ける。文字通りベタ引きで守る相手に対し、サイドを起点に揺さぶりをかけたのだ。

 サイドにこだわり過ぎず、中央突破もちらつかせた日本は11分に南野と上田の連係プレーから先制点を奪取。前半の早い時間帯にリードを奪えたおかげで、選手たちに硬さが見られず、28分には鎌田のミドルで追加点、さらに前半のアディショナルタイムには再び上田のゴールで3-0と理想に近い試合展開だった(結果は5-0)。
 
 開始直後から日本が圧倒的に攻め込む構図から判断すれば、前半を終えた時点で面白くも驚きもない試合になった。もちろん、良い意味でだ。FIFAランクで見ても格上の日本が順当に勝利を収める。前後半で複数の決定機逸があったとはいえ、追加招集の細谷、渡辺、佐野をテストできた点も含め、ここまでは森保監督のプラン通りだろう。

 いわば主力を温存した形でミャンマーから白星。ある意味、選手層の厚さを見せつけた森保ジャパン。アウェーのシリア戦に向けて、弾みをつけたと言っていい。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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