鎌田大地はラツィオで出場機会を得られずにいる。

 今季のラツィオはセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチが退団。中盤に、鎌田やマテオ・ゲンドゥジ、ニコロ・ロベッラを獲得した。

 ミリンコビッチ=サビッチが務めていた右インサイドハーフの役割は、当初は鎌田が、その後はゲンドゥジが主に担当している。

 マウリツィオ・サッリ監督は戦術的なバランスからフィジカルの強さで上回るゲンドゥジを起用するようになり、鎌田は居場所を失いつつあるのが現状だ。

 今季のラツィオの課題のひとつは得点力不足と言われ、エリア内に進入する選手が少ないとの指摘もある。専門サイト『La Lazio Siamo Noi』によると、OBの元イタリア代表MFマルコ・パローロは「ミリンコビッチ=サビッチ退団でエリアを埋める選手を失った」と話した。

「マティアス・ベシーノがそれをしてきて、実際に彼が最も適している。ただ、おそらくは3日おきにそれをするのに苦労しているんだ。カマダはその特徴を持つ選手であり、プレーにそれを組み込めるようにするための正しい鍵を見つけなければならない」

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“ミリンコビッチ=サビッチ以後”のラツィオは、まだバランスを見いだしたとは言いがたい。近年のセリエAを代表するMFだっただけに、それは容易なことではないだろう。

 マルコ・カッターネオ記者は「私はカマダもゲンドゥジも好きだ」と話している。

「後者はセリエAでとてもうまくやれる。カマダは昨シーズンに素晴らしい数字を残したが、今はそれを繰り返せていない。これだけ定まっていたチームにこれだけ新戦力を加えれば、時間が必要だ」

 ただ、その時間は決してたっぷりあるわけではない。ラツィオは順位浮上が求められ、鎌田は出場機会を増やす必要性を口にしている。

 サッリのラツィオは最適解を見つけられるのか。そしてそこに鎌田は含まれるのか。稀代の戦術家がどのような結論を出すのか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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