小野伸二というレジェンドの引退は、国外でも注目を集めた。

 米大手スポーツチャンネル『ESPN』は12月4日、小野が引退したことで、1998年や2002年のワールドカップを戦った元日本代表戦士たちのほとんどがスパイクを脱いだと紹介している。

 現在では当たり前のように多くの日本人選手がヨーロッパに渡っているが、そのパイオニア的存在となったのが、当時のワールドカップ戦士たちだ。ESPNは、そんなサムライたちを振り返った。

 まず、今回ユニフォームを脱いだ小野について、同メディアは「紛れもない才能でフェイエノールト移籍を勝ち取ったプレーメーカー」と表現している。
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 中田英寿は「日本史上最高の選手と広く見なされている」とし、「当時の象徴的な存在」だったと紹介。ローマでセリエA優勝を果たしたことや、わずか29歳で現役を引退して周囲を驚かせたことを伝えた。

 また、稲本潤一について、ESPNはアーセナル移籍時に「不当にも商売的戦略とのレッテルを貼られた」と回想。「実際には立派なキャリアを切り開いた」と続け、フルアムやウェストブロムウィッチに在籍したことを紹介している。

「現在も日本の5部でプレーしており、(小野が)引退したことで、02年の代表組で残った最後のひとりとなっている」

 また、中田浩二については、「同じ名字のため『もうひとりのナカタ』のレッテルに対処しなければならなかったが、自身も成功に満足できるだけの権利を有している」と報じた。

 そのほか、ESPNは川口能活や柳沢敦、戸田和幸といった元代表戦士たちを振り返っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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