出場機会が減少ではなく、ほぼなくなりつつある。

 ラツィオで苦しんでいる鎌田大地は、公式戦3試合連続で出番がまったくなかった。今季の苦戦と現状から、去就が取りざたされているのは周知のとおりだ。

 開幕から4試合は先発出場し、昨季のセリエA王者ナポリとの敵地での一戦では決勝点もあげた鎌田。しかし、その後は同じ新戦力のマテオ・ゲンドゥジにポジションを奪われ、チームの大黒柱であるルイス・アルベルトの控えに甘んじている。

 そのルイス・アルベルトが負傷や出場停止で不在の試合ではスタメンにも名を連ねた鎌田だが、インパクトを残すことはできず。チームとの連係がはかどらず、環境に馴染めていないとの指摘も少なくない。地元メディアからは厳しい評価を下されてきた。

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 イタリア紙『Corriere dello Sport』は1月22日、「カマダはレーダーから消えた」と伝えている。

「ダイチは徐々に見失っていき、気づくことすらなく脇役となり、途中出場するのみとなった。そしてそれが彼を傷つけ、影響を及ぼした。ピッチに投入されても記憶に残ることはまれで、逆にいつも試合に入っていくことに苦しみ、異物かのような、または去るのを待つのみとの印象を与えている」

 この状況だけに、鎌田は1月移籍の可能性も噂された。直近ではガラタサライの関心も伝えられたが、鎌田自身がより競争力の高いリーグを望んでいると言われる。

 また、契約は延長オプションつきの1年と報じられているにもかかわらず、ラツィオも当面、冬の鎌田放出を予定してないようだ。しかし現状もあり、Corriere dello Sport紙は「ラツィオはカマダと前進、だが笑顔なし」と伝えた。

仮に1年で別れを告げ、再びフリーでの移籍を目指すにしても、このまま印象を残せなければ、今後の選択肢にも響くかもしれない。鎌田はシーズン後半戦に光明を見いだせるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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