冬の移籍市場が閉まるまで1週間となる。ラツィオと鎌田大地は、どのような決断を下すのか。

 鎌田がマウリツィオ・サッリ監督のチームで苦戦してきたことは周知のとおりだ。開幕から4試合は先発出場したが、以降は控えの座に甘んじている。司令塔ルイス・アルベルトとポジションを争うが、スタメンに名を連ねるのはライバルが出場停止や負傷時のことがほとんどだった。

 ピッチに立ったときも地元メディアの評価は高くない。そして直近では、コッパ・イタリア準々決勝のダービーマッチ、セリエAのレッチェ戦、スーペルコッパ・イタリアーナ準決勝のインテル戦と、公式戦3試合連続で出場なしとなっている。

 鎌田とラツィオの契約は、選手が行使できる延長オプションつきの1年と報じられてきた。そのため、シーズン後の退団が濃厚とされてきたが、冬のマーケットが開いているだけに、1月移籍の可能性も噂となっている。直近ではガラタサライの関心が取りざたされた。

 本人はより高いレベルのリーグを望んでいると言われる。だが、これまで残留させる意向と言われていたラツィオは、早期売却も選択肢に含めているのかもしれない。

 イタリアのメディア『calciomercato.com』は、鎌田が「どんどんチームの脇に追いやられている」とし、「ラツィオは市場が閉まるまでにカマダを放出するかもしれない」と報じた。

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 同メディアは「ガラタサライはすぐに彼を望んでおり、ラツィオは今すでに手放すべきかを検討している」と報道。鎌田を放出した場合、クラブがレッジャーナのナタン・ジルマを狙うと伝えている。

 セリエAでチャンピオンズ・リーグ出場来に1ポイント差の6位というラツィオだが、シーズンを通じて安定感を欠き、厳しい目を向けられている。クラブはチーロ・インモービレやフェリペ・アンデルソン、ペドロといったベテランの攻撃陣に今季限りで別れを告げる計画とも言われる。

 夏に大きく様変わりする可能性もあるラツィオだが、それまで鎌田は在籍しているだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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