日本代表は、1月31日に開催されるアジアカップのラウンド16で、バーレーンと対戦する。

 優勝候補の筆頭として今大会に挑んだ森保ジャパンは、ベトナムとのグループステージ初戦に4−2で勝利したものの、続くイラク戦に1−2で敗北。第3節のインドネシア戦で3−1と快勝し、2位で決勝トーナメントに進出した。

 対するバーレーンは、2勝1敗で韓国、ヨルダンを抑えてE組を首位通過。FIFAランキングは86位と、17位の日本とは大きな開きがあるものの、もちろん侮れない相手だ。

 インドネシア戦から中6日となり、そのうち2日が完全オフと全員が休養十分。かつ練習で全公開となったのは1日だけとスタメンの予想はなかなか難しい。また、バーレーンを破ると、中2日で準々決勝が控えている(イラン対シリアの勝者と対戦)。一戦必勝とはいえ、優勝を狙うのであれば、その日程を考慮しないわけにはいかないだろう。
 
 システムは、攻守の切り替えが速い“らしさ”を取り戻したインドネシア戦の事実上の4−1−4−1(森保一監督は4−2−3−1だったと明かしたが、ほとんどの時間帯で4−1−4−1だった)を継続すると見る。

 GKはグループステージと同じく鈴木彩艶(シント=トロイデン)。3試合で5失点を喫しているものの、もちろんGKの責任だけではなく、変更はないだろう。

 右SBは、1、2戦で精彩を欠いた菅原由勢(AZ)ではなく、インドネシア戦で攻守に獅子奮迅の活躍を披露した毎熊晟矢(セレッソ大阪)か。その試合と同様に押し込める展開となるはずで、ボックス内にも入り込んでポケットを使う動きは有効になるだろう。

 一枚は冨安健洋(アーセナル)の起用が確実視されるCBは、その相棒の予想が難しい。相手に194センチの長身FWがいるだけに、前回と同様に高さのある町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワース)も考えられるが、2試合連続でフル出場の後、インドネシア戦はベンチ外となった板倉滉(ボルシアMG)と見立てた。今大会でこの2人が組んだのはイラク戦の後半のみだが、無失点に抑えている。

 左SBは、最初の2試合に先発した伊藤洋輝(シュツットガルト)ではなく、大会初出場だった第3戦で好プレーを見せた中山雄太(ハダースフィールド)を引き続き使うと見る。

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 悩んだのが中盤だ。先を見据えて、3試合連続フル出場の遠藤航(リバプール)を休ませる手もあるが、やはり外せないか。インドネシア戦で出番のなかった守田英正(スポルティング)を復帰させる策もあるものの、7日前に躍動した旗手怜央を再び使うのでないか。

 右サイドハーフは、伊東純也(スタッド・ドゥ・ランス)が2試合ぶりに先発に復帰と予想。状態の良い堂安律(フライブルク)を送り出す可能性もあるが、この2人は入れ替えて起用していくだろう。
 
 トップ下も久保建英(レアル・ソシエダ)と南野拓実(モナコ)のどちらも考えられるが、前者の3試合連続スタメンか。ただ、後者も必ず出番はあるだろう。

 左サイドは好調をキープする中村敬斗(スタッド・ドゥ・ランス)がインドネシア戦に続いてスターターを務めるはずだ。左足首の怪我の影響でここまで全てベンチ外となった三笘薫(ブライトン)もコンディションが上がっており、初めてベンチ入りする可能性は小さくないと見る。

 細谷真大(柏レイソル)、浅野拓磨(ボーフム)、上田綺世(フェイエノールト)とグループステージは3戦とも先発が異なった1トップは、第3戦で3ゴールを含む全3得点に絡んだ上田と予想。ボックス内で勝負する機会が増えそうなだけに、その決定力に期待がかかる。

取材・文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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