冬の移籍市場は終わりが迫っている。ラツィオで苦戦している鎌田大地の未来はどこにあるのか。

 マウリツィオ・サッリ監督の下で、鎌田は出場機会を失っている。シーズンを通じて苦しんできたが、特に2024年になってからは、新年初戦の前半45分間をプレーしたのみ。以降は公式戦4試合連続でピッチに立っていない。

 地元紙によると、クラブのトップであるクラウディオ・ロティート会長は、この状況を不満に思っているという。『Il Messaggero』紙の報道として、ラツィオ専門サイト『La Lazio Siamo Noi』などが伝えたところによると、ロティート会長はサッリ監督にも鎌田起用について話したという。

 一方で、鎌田の去就を巡る噂も後を絶たない。同紙によれば、この1月にミランへの売り込みがあったとのこと。周知のように、今季開幕前に一時、鎌田が契約寸前とも報じられていたクラブだ。しかし、移籍は実現しなかった。

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 今冬の動きはなかったが、鎌田はラツィオ退団が有力視されている。契約は延長オプションつきの1年と言われ、夏に再びフリーで新天地を目指すことも可能だからだ。Il Messaggero紙によれば、マルセイユが夏に向けて状況を注視している。ただ、鎌田本人の夢はラ・リーガで、レアル・ソシエダとバレンシアが関心を寄せているとも伝えられた。

 いずれにしても、鎌田がイタリアの地でドイツ時代の輝きを放てていないのは確かだ。La Lazio Siamo Noiは「ブンデスリーガで長く称賛された素晴らしい選手は、まだ見ることができていない」と報じている。

「もっと守備の役割が少ない前のポジションでプレーしていたからかもしれない」

サッリの下で鎌田が最適解を見つけることはできるのか。それとも夏に再び環境を変えることは確実なのか。今後の展開に注目だ。
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