欧州主要リーグの冬の移籍市場は幕を閉じた。だが、ラツィオの鎌田大地に出場機会が巡ってことない状況は変わっていない。

 ラツィオは2月4日、セリエA第23節でアタランタと対戦し、敵地で1−3と敗れた。チャンピオンズ・リーグ出場権を争う直接のライバルに屈し、9位に転落。4位アタランタとの差は5ポイントに広がっている。

 マウリツィオ・サッリ監督が中盤のスタメンに選んだのは、司令塔ルイス・アルベルトとマテオ・ゲンドゥジ、そしてニコロ・ロベッラ。69分にルイス・アルベルトをベンチに下げたが、投入したのは鎌田ではなくマティアス・ベシーノだった。

 これで鎌田は公式戦5試合続けて出場機会がない。2024年初戦のウディネーゼ戦でスタメンに名を連ねたが、この試合のハーフタイムに交代を命じられ、以降はコッパ・イタリア準々決勝ローマ戦、セリエAのレッチェ戦、スーペルコッパ準決勝インテル戦、そしてナポリ、アタランタとのリーグ戦で出番がなかった。
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 鎌田がピッチに立っていないのは、移籍市場でガラタサライなどの関心も報じられていたからという見方もある。だが、マーケットが終了しても引き続き出番がない状況に、ラツィオ専門サイト『La Lazio Siamo Noi』は「新たな試合で、新たな落第だ」と伝えた。

「カマダは完全にラツィオのレーダーから消えている。公式戦5試合連続ベンチがその表れだ」

「これで彼の未来はますます首都から遠ざかっている。サッリはルイス・アルベルト、ゲンドゥジ、そして途中出場でもベシーノのほうを好むことが多い。今からシーズンが終わるまでの役割は、もはやかなり明確だ」

 ラツィオと鎌田の契約は、選手が行使できる延長オプションつきの1年と言われる。だが、ここまでの状況から、夏の退団は濃厚との声は少なくない。このまま鎌田はピッチに立つことなく、ラツィオを去ることになるのだろうか。

​​​​構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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