元日本代表FWの城彰二氏が、自身のYouTubeチャンネルでアジアカップを戦った森保ジャパンの戦術について語った。
【動画】城彰二がアジア杯を戦った森保ジャパンを語る!
 カタールで開催中のアジアカップで、日本代表はグループDを2勝1敗で2位通過。格下と見られたベトナムに4−2、インドネシアに3−1と、最終的には力の違いを見せつけたが、完璧な完勝とは言えない内容ではあった。イラクには1−2で敗戦。城氏はアジアでの戦いの難しさとともに、日本の課題に言及する。

「(カタール・ワールドカップで)ドイツやスペインに勝ったけど、サッカーの質が違うんだよね。向こう(ドイツやスペイン)が主導権をある程度、握りながら、日本は守備的に入って、ショートカウンターなどで、点を取れる。

 対抗できるけれども、自分たちがボールを持つと逆。日本は、個の力はすごくある。だけど、連動性や2人、3人のコンビネーションが、戦術的にもシステム的にも、あまり見えてこない」

 その後の決勝トーナメントで、日本はラウンド16でバーレーンに3−1で勝利したが、準々決勝でイランに1−2で敗れた。ベスト8というまさかの結果に、城氏はチームの決まり事が不足していると主張。「森保(一)さんのツケが回ってきた気がする」という。
 
「守備に関しては『どこで(ボールの)取り所を決めるんだ』とか。攻撃では『どこから、こういう風にして頼っていこうよ』とか、グループ戦術が無かったから崩壊しちゃった」

 試合後に守田英正がピッチ外からの指示がもっと欲しかったという趣旨のコメントをしたことを挙げて、「前々から、俺はそう思っていた」と同意する。

「結局、個の力で頼っていて、また、個の力でできちゃっていた。だから、溝ができなかった。今、個で難しくなった時に、一気にそこはフューチャーされる」

 森保監督は戦術を持っていると認めつつ、「選手に伝わっていないんじゃ、話にならない」とバッサリ。「守備でも攻撃でも、拠り所はチームには絶対に必要。そういうのを作れなかったのは、森保監督のせいだろう。そこを今後、積み重ねていかないと上手くいかない気がする」と懸念を示した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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