スペインでの報道によると、ブライトンの三笘薫にはバルセロナが関心を寄せているという。

 昨季ブレイクした三笘には、同じプレミアリーグの強豪も熱い視線を送っている。それだけに、獲得に要する移籍金も安くない。そしてバルセロナの財政の問題は周知のとおりだ。そのため、ブライトンにレンタル中のアンス・ファティを交換要員にする案もあるという。

 こういった報道を受け、ブライトン専門サイト『We Are Brighton』は2月9日、「バルセロナにとって、支出を抑えられるならそれはすべて良いことなのだ。ファティとミトマをトレードすれば、彼らは多額の補助金つきで世界最高のウインガーのひとりと契約できる」と報じた。

「『Transfermarkt』の市場価値はナンセンスではあるが、現在ミトマの価値は5000万ポンド(約90億円)とされており、ファティは3000万ポンド(約54億円)だ。この数字を基にすれば、ファティとミトマのトレードがバルセロナにとって魅力的な理由は簡単に分かるだろう」

「ファティをブライトンに移籍させれば、バルセロナはミトマの獲得を2000〜3000万ポンド(約36〜54億円)で抑えられる。バランスシートやファイナンシャルフェアプレーに関して極めて有益だ」

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 一方で、同メディアは「最大の障壁はファティのバルセロナでの天文学的なサラリーだろう」とも指摘している。

「バルセロナ時代の年俸からの大幅な減額を受け入れるほど、ファティは気に入っているのだろうか。(ブライトンオーナー)トニー・ブルームはファティのようなタレントを一時的に得るために1年だけ認めるのではなく、ずっとそれだけの金額を払ってクラブの既存の給与体系を壊すだろうか」

「ブライトンが毎年欧州で競うことに真剣ならば、遠くない将来のどこかで、サラリーアップに踏み切らなければいけなくなるだろう。ファティを完全移籍とする機会は、そのための理由になるかもしれない」

さらに、We Are Brightonは「イングランドはリーガよりフィジカルだ。ファティはやっていけるほど屈強なのか」とも続けた。

「ミトマのようなプレミアリーグでの実績のある選手と、ファティのように若いが非常に才能があり、だがフィットネスへの疑問符がつく選手を入れ替えるのは、ブライトンにとってギャンブルだろう。そのギャンブルに出る価値があるどうかを決めるのに、考えるべき要素はたくさんある」

バルセロナが実際に動くのか、そしてブライトンはどう反応するのか、まずは進展が待たれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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