リバプールの遠藤航は、2月21日に開催されたプレミアリーグ第26節のルートン戦でも攻守に躍動、4−1の快勝に貢献した。日本代表のキャプテンは、アジアカップから帰還後もハイパフォーマンス続けている。

 リバプールの専門サイト『RUSH THE KOP』は23日、「エンドウがリバプールの予想していなかった中盤のマエストロになった」と見出しを打った記事を掲載。「リバプールが負傷者の危機に瀕している中、日本のスターがステップアップしている」と綴った。

「2023年の夏、リバプールが1600万ポンドという少額でエンドウをチームに加えたとき、レッズがエクアドル代表MFモイセス・カイセドとベルギー代表MFロメオ・ラビアの獲得競争から除外される中、他のライバルチームファンはこの移籍を嘲笑していた。だが現在、彼の力強いパフォーマンスを目の当たりにして、人々は負傷者の多いリバプールの中で唯一の守備的MFであるエンドウの真の価値に気づき始めている」

 同メディアは「これまでのところ、彼は優れたゲームインテリジェンスと認識力を示しており、試合中の仕事熱心さと相まって、ユルゲン・クロップ監督のシステムに自然にフィットしている」と主張。こう続けている。
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「クロップ監督は長年守備の弱さに悩まされてきたため、エンドウは後方をカバーできる信頼できるオプションとして注目を集めた。エンドウが先発した11試合すべてでレッズは1敗もしていなかったので、2月初旬にリバプールがアーセナルに悔しい敗戦を喫した理由のひとつがエンドウの不在であると言っても過言ではない」

 記事は「戦術的には、エンドウが中盤にいることにより、リバプールはよりコントロールされた試合のアプローチを維持できるようになる。デュエルに勝ち、パスをインターセプトし、重要なタックルを行なう彼の能力は極めて重要だ」と伝えている。

「最近の試合では彼の空中戦の強さと守備の献身が存分に発揮されている。エンドウはリバプールの元MFアンカー、ファビーニョの水準をうまく再現している」
 
『RUSH THE KOP』は「常にプレーを中断する適切な場所にいる」と日本代表MFが得意とする守備も評価しつつ、攻撃面の貢献にも賛辞を贈っている。

「ドミニク・ソボシュライやカーティス・ジョーンズなどの主力選手を休ませ、チャンスを作り出す攻撃のマエストロがいなくなった。驚いたことに、エンドウはその役割をカバーするためにプレーを変化させた。水曜日、ルートンとの試合では、コディ・ウッドロウのタックルを巧みに振り切った後、ドリブルでフィールドを駆け下り、少し正面を見た後、ボックス内のルイス・ディアスのボレーをお膳立てした」
 
 さらに、「エンドウは後方から攻撃的なプレーを操るアレクサンダー=アーノルドをカバーする能力がある。驚異的な全体を見回す視野はないが、ルートン戦では51回中47回のパスを成功させた」とし、こう賛辞を贈っている。

「全体として、エンドウのリバプールへの貢献は守備の任務を超えている。ボールをトランジションし、守備面でチームメイトをカバーし、攻撃的なプレーに貢献する彼の能力は、トロフィーを狙うレッズにとって重要な役割につながっている」

 現地25日に聖地ウェンブリーで開催されるチェルシーとのカラバオカップ決勝でもスタメンが濃厚な遠藤。加入後初タイトル獲得に貢献できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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