韓国代表は3月26日、北中米ワールドカップのアジア2次予選で、石井正忠監督が率いるタイ代表と敵地で対戦。3−0で快勝し、3勝1分とした。

 注目を集めているのが、54分のシーンだ。イ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)から、ペナルティエリア左でパスを受けた主将のソン・フンミン(トッテナム)が、絶妙なボールタッチから左足を一閃。強烈なシュートを叩き込み、貴重なチーム2点目をマークした。

 この2人といえば、アジアカップの際の衝突が思い出される。完敗した準決勝のヨルダン戦の前日、食事時間中に卓球をして騒いでいたイ・ガンインらを注意したソン・フンミンが、揉み合いの中で指を脱臼した事件だ。猛批判を浴びた若きスターは、キャプテンに謝罪をするため、ロンドンまで足を運ぶ事態となった。

 そんななか迎えたタイ戦。鮮やかな連係でゴールを奪うと、2人はこれまでのモヤモヤを払拭するかのような、熱い抱擁を交わした。
【動画】イ・ガンインのアシストからソン・フンミンが鮮烈弾→和解の抱擁
 現地メディア『朝鮮日報』によれば、ソン・フンミンは取材エリアで、抱きしめたイ・ガンインは「重かった」と笑みを浮かべた後、「これがあったからこそ、ガンインは絶対に良い選手になると確信している」と力強く語った。

「ガンインがどんなソックスを履いているか、どんなサッカーシューズを履いているかまで、多くの人がプレー一つひとつに注目している。5000万人のお手本になるべきだという気持ちで行動してほしい。

 久しぶりにガンインを抱きしめて、とても気持ち良かったよ。可愛い末っ子という魅力を持っているので、その魅力をずっと保ってほしい。彼のそばにいて、たくさん助けてあげたい」

 ソン・フンミンの指にはまだテーピングが巻かれているものの、わだかまりは完全に消えたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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