日本サッカー協会は3月28日、「2024 SheBelieves Cup」に臨むなでしこジャパンのメンバーを発表。会見に出席した池田太監督が、この活動の持つ意味を語った。

「2024 SheBelieves Cup」は4月にアメリカで行なわれ、日本のほかアメリカ、カナダ、ブラジルが出場。いずれもパリ五輪への出場権を獲得しているチームで、本大会前の重要な調整の場となる。

 なでしこジャパンは現地6日に1戦目でアメリカと対戦。この勝敗と別カードの勝敗によって、2戦目でカナダとブラジル、どちらと戦うかが決まる。

 強豪国との2試合に臨む日本の池田監督は「我々なでしこジャパンは先月、DPRコリア(北朝鮮)との最終予選を勝ち抜いて、パリ五輪出場を獲得できました」と報告。そのうえでこう述べた。

「タフな戦いをひとつ乗り越えて、戦った選手たちを改めて称えたいし、色んな不確定なことが多かったなか、しっかりとサポートしてくれたスタッフ、そして国立競技場に応援に来ていただいたサポーター、そしてテレビの前で応援していただいた方に心から感謝したい。

 そして5月末からの活動も含め、この2回の活動を有意義に使い、そしてパリ・オリンピックにしっかりと準備していきたいと思います」
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 また今回の2試合は、中2日で行なわれる。タイトなスケジュールで開催されるパリ五輪を想定しつつ、対策になると指揮官は語った。

「オリンピックでは多くの移動が伴うことは、今回のSheBelieves Cupで確認する、シミュレーションになると思います。まったく同じ状況ではないと思いますけど、移動してトレーニング、また短い時間で次の対戦相手との試合に臨む。そういった流れを大会でできるのは、スタッフも含め、選手にとって良い経験になる」

 日本はパリ五輪のグループステージで、スペイン、ブラジル、アフリカ勢(未決定)と同組に。SheBelieves Cupでは、その中のブラジルと対戦する可能性もある。

「2戦目の対戦相手がブラジルになった場合は、1戦目の状況に応じて考えることですけど、ブラジルは昨年、3回対戦していますし、色んなことにトライしていく必要がある。そのなかで、このブラジル戦だけでなくSheBelieves Cupのなかで、我々としてはオリンピックに向けてやれることを増やしていく。そういう積み上げの部分なども同時に進めていかないといけない」

 続けて、「メンバー選考、限られた人数(パリ五輪では登録人数18人)で戦わなければいけない部分もあるので、選手の見極めを含めて活動を行ないたい」とした。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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