「僕が決められることではない」ドイツで奮闘する佐野海舟が語った日本代表への思い【現地発コラム】
佐野海舟がプレーするマインツは、ブンデスリーガ第28節で、日本代表FW町野修斗の所属するキールをホームに迎えた。
ドイツ代表MFナディーム・アミリが「シーズンが終わった時に何かいいところへ到達していると確信している」と自信を口にすれば、ドイツU-21代表MFパウル・ネーベルは「僕もチームもどんな試合にも勝ちたい。いま自分たちがいるところへとどまり続けたい」と気合十分だった。だが、ラストスパートへ弾みをつけるために是が非でも勝ちたかった試合は、1−1の引き分けに終わった。
普段からどんな試合の後でもチームと自身への課題を口にする佐野は、この日は相当個人のパフォーマンスに納得がいかないようだった。
「全然ダメダメだった。もうちょっとボール奪う回数を上げないといけないし、そこからちょっと落ち着かせるようなプレーも必要だと思う。激しくいくところと、頭をつかってやるところの区別はしっかりやらないといけないなと思います」
らしいプレーがなかったわけではない。競り合いの強さやボールを奪い取り前へ運ぶシーンだってあった。ただ、この日は味方との距離感があいまいで、飛び込もうにもパスで外されたり、中盤で数的不利な状況を作られてしまったりと、思うようにボール保持者へアプローチできなかったのは確かにある。
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前節のドルトムント戦後には「失点して、受けに回っているようじゃ多分これから先、進歩もないと思う」と反省していたなか、このキール戦でも先にリードを許してしまった。そこからの対応についてはどうだったのだろう?
「失点しないのが一番いいとは思いますけど、慌てずにしっかり、相手の勢いにのまれずにしっかりやることが必要だと思います。チャンスはあったと思いますけど、もっとそのチャンスをつくらないといけない。そうすれば必然的に得点の可能性は上がってくる。そういう動きを、狙いを持ってやらないといけないなって思います」
マインツらしいチャンスメイクとは、攻めてくる相手に対してハードワークから連続でプレスをかけ、ボールを奪取するや否や最速コースでゴールに迫るというもの。ドイツ代表FWヨナタン・ブルカルトのシュートが右ポストを叩いたシーンは、まさにその狙い通りのものだったが、それ以外だと5バックで堅い守備網を築くキールの壁を崩しきることができなかったのも事実。いまやマインツは対戦相手が恐れ、じっくりと対策を練ってくる存在となっている。
自分たちの良さを消す戦術を徹底されたときに何ができるか。佐野もそこに言及していた。
「しっかり守ってくる相手に対して自分たちがボールを持たされているときが課題だと思う。そこの攻撃はもっとやっていかないといけない。ここ最近、自分たちがボールを持たされた時の攻撃の形がなかなか出せていないと思うんで、そこは課題かなと」
では今季の活躍を受けて、日本代表への思いはどうなのだろう?
「僕が決められることではないので、自分ができることにフォーカスしないといけない。自分の課題に向き合うことしかできないと思うのでそれを続けるだけです」
スタイルはシンプルだ。矢印を常に自分へと向けて、次の試合に臨んでいく。残るは6試合。バイエルン、レバークーゼン、フランクフルトと1位〜3位クラブとの対戦に加え、ホッフェンハイム、ボーフムという熾烈な残留争いをしているクラブも戦わなければならない。
だが、それを乗り越えられないクラブならば、ヨーロッパリーグ、そしてチャンピオンズリーグには手は届かない。プレッシャーもストレスも高まってくる中、佐野がどれほどの輝きを見せられるのか。ここから正念場を迎える。
取材・文●中野吉之伴
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![佐野海舟(左/撮影は第20節ブレーメン戦)、町野修斗(右)はともにフル出場 [写真]=Getty Images](https://img.news.goo.ne.jp/image_proxy/compress/q_80/picture/soccerking/s_soccerking-2005012.jpg)






