本田圭佑のパチューカ入団報道から一夜明け、メキシコ国内では地元メディアが大々的に日本代表MFのプロフィールを紹介した。

 興奮冷めやらないのがパチューカ・サポーターで、クラブの公式ツイッターやファンサイトには多数の“ウェルカム・コメント”が書き込まれている。
 
 ちらほらと目にするのが、「Oliver Atom(オリベル・アトム)」というフレーズだ。これは世界的な人気漫画『キャプテン翼』の主人公、大空翼のスペイン語ネーム。やはり日本人選手と聞くと、すぐ結びつけたくなるのだろうか。「ついにオリベルが俺たちのクラブに来たんだ!」「アトムのようなミラクルショットが見たい!」というコメントを見つけた。
 
 近年のパチューカにとって、国内の覇権を争う最大のライバルがクラブ・アメリカ。ツイッター上ではその宿敵サポーターとのやりとりもあり、とあるパチューカ・ファンが「ざまあみろアメリカめ、俺たちはワールドクラスを手に入れたぞ」とやや大袈裟に挑発。するとアメリカ・ファンは「まあまあ、(メキシコの)激しくスピーディーなサッカーでどれだけやれるのか見てみようじゃないか」と冷静に切り返していた。
 
 なかにはミラン時代の不振を揶揄するコメントや、自動車メーカーのホンダと絡めてネタにするコメントもあったが、おおむねポジティブな内容で、歓迎ムードに包まれている。
 
 以下、パチューカ・サポーターと思しき人物の好意的なツイートをいくつか紹介しておこう。メキシコ人らしい明るさとテンションの高さが伝わってくる。
 
「絶対に後悔させないぜ。君はメキシコ・サッカーの虜になるはずだ」
「ホンダはトヨタよりはるかに優れています」
「トゥソス(パチューカの愛称)の一員になってくれてありがとう。大暴れしてくれ!」
「日本人が? メキシコ・リーグに新風を吹き込んでくれそうだ!」
「日本やイタリアのように住みやすくはないだろうけど、タコスは最高だよ」
「ここはメキシコ最高のクラブだ。一緒に最高の思い出を作ろう!」
「ホンダ、一度この地を踏んだなら、お前はアミーゴだ、メキシカンだ!」
「スタジアムでは汚い言葉が飛び交うけど、メキシコ人はいい奴ばかりだからな」
「なかなか素晴らしい(スペイン語の)発音だったぞ。期待が持てる」
「ミランの10番だろ? クラブは僕たちに最高のプレゼントをくれたよ」
 
 本田は7月18日に現地入りし、チームに合流予定。23日の前期リーグ開幕戦、UNAMプーマス戦の出場を目ざす。