インテルのルチアーノ・スパレッティ監督が、日本代表DFの長友佑都を評価しているとの報道は、事実だったようだ。


 クラブのオーナーである「蘇寧グループ」の幹部で、技術部門を統括するコーディネーターのワルテル・サバティーニが現地時間7月14日、長友の残留可能性は5、6割と述べている。
 
 昨シーズンはシーズンを通じてサブに甘んじ、出場機会を得た終盤戦でも、ナポリ戦で決勝点に繋がる致命的なミスを犯すなど、精彩を欠いた長友。批判に反論した日本語のツイートも炎上し、ファンから罵倒されるなど、背番号55は「愛するインテル」で厳しい立場に立たされている。
 
 そのため、移籍が噂され、新天地候補として国内外の複数クラブの名前も浮上。本人もバカンスを終えて日本を離れる際、オファーがあることを認めた。
 
 しかし、一部のイタリア・メディアは最近、新シーズンからインテルを率いるスパレッティ監督が長友を評価しており、残留を望んでいると報じていた。
 
 そして、14日の会見で、日本のメディアから長友について問われると、サバティーニは「スパレッティから一度だけ聞いた。監督は彼のことがとても好きで、残したいと思っている」と回答し、報道の正しさを認めた。
 
 だが一方で、サバティーニは「ただ、このポジションには必ず別の選手が来る」ともコメント。SBのポジション争いが激化することを明言し、「彼と一緒に、どうするかを見ていく」と、今後について長友と話し合うと明かしている。
 
 残留の確率を問われると、サバティーニは「“そこそこ”だ。50〜60パーセントだよ」と返答。「素晴らしいプロフェッショナルで好きな選手」と長友を評価しつつも、彼は「まだ分からない」とし、「選手本人も考えるだろう」と付け加えた。
 
 一時は放出濃厚とされていた長友だが、指揮官が評価しているのは、残留に向けて大きな前進と言えるだろう。
 
 一方でサバティーニが繰り返したように、インテルが新たなSBの獲得に動いているのも事実。出場機会が保証されることはない。このような状況下で、長友がどのような決断を下すのか、事の進展が注目される。