現地時間7月14日、ユベントスのイタリア代表DF、レオナルド・ボヌッチのミラン加入が正式発表された。

 
 イタリア王者からの電撃的な移籍は大きな波紋を呼び、昨冬に契約を延長したばかりのボヌッチがユベントスを去ることに、一部ファンからは不満の声が上がっている。
 
 対して、2010年にユベントスに加入し、2011-12シーズンから前人未到のリーグ6連覇に貢献してきたボヌッチは、古巣への思い入れを隠さず、15日には「ユーベとの感情のこもった素晴らしい絆によって実現した夢や成長、勝利の7シーズンだった」と別れの挨拶をしている。
 
「6つのスクデット。全て、戦って勝ち取ったスクデットだ。チャンピオンズ・リーグ(CL)を制覇できなかったという、この上なく大きな悔いは残るが、それを上回るのが、成功を手にしたこと、そして偉大なるファミリーの一員だったことへの誇りだ」
 
「僕は常に、全力を尽くした。本当に、最後の最後まで。僕は、与え、与えられ、そして学んだ。振り返ってみて、とにかく素晴らしい物語だった。クラブ、キャプテン、チームメイト、サポーターと一緒に経験してきたことは、決して消えることはなく、敬意と愛情に満ちたなかで堂々と終わった物語だ」
 
 自らのSNSでこのメッセージを発表したボヌッチだが、少しでも多くのユベントス・サポーターに声を届けたかったのだろう。15日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の最終面にも、同じメッセージを掲載している。
 
 ガゼッタ紙によれば、1ページ分を選手が自ら購入したようだ。ユベンティーノは、ボヌッチのこのメッセージに何を思うのか。新たな挑戦を選んだ背番号19を許すのだろうか……。
 
 その一方で、確かなのは、ミラン陣営がボヌッチの加入を喜んでいるということだ。
 
 ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は15日、一部で報じられているキャプテン就任についてはクラブと相談するとしつつ、ボヌッチに大きな賛辞を寄せている。イタリア『スカイ・スポーツ』が、指揮官のコメントを伝えた。
 
「ボヌッチはハイレベルな技術を持ち、セルヒオ・ラモス(レアル・マドリー)と並んで、世界最高のCBだ。彼を指導できるなんて、私にとっては夢みたいだよ。クラブに感謝する」
 
 ユベントスでは、マッシミリアーノ・アッレグリ監督との緊張関係が噂されていたボヌッチ。モンテッラ監督は「世界最高のCB」と良好な関係を築き、ミランとボヌッチをCLの舞台に戻すことができるだろうか。