ここまで10人の新戦力獲得に2億ユーロ(約256億円)近い空前の超大型投資をしているミランは、さらにCFにビッグネームを獲得するかもしれない。
 
 ミランは前線にポルトから若手逸材のアンドレ・シウバを獲得済みだが、ジャンルカ・ラパドゥーラがジェノアに去り、昨シーズンに期待を裏切りヴィンチェンツォ・モンテッラ監督との折り合いが悪いカルロス・バッカも放出が既定路線。新エースの獲得に動いている。
 
 本人とは合意済みのニコラ・カリニッチは、フィオレンティーナとの交渉が難航中。再びアンドレア・ベロッティ(トリノ)、ピエール=エメリク・オーバメヤン(ドルトムント)、アルバロ・モラタ(レアル・マドリー)など大物の引き抜きに動く。チェルシーも狙っていると見られる3人について、マルコ・ファッソーネCEOは現地時間7月16日にこう語っていた。
 
「ベロッティ、モラタ、オーバメヤンのうち、誰か一人を獲得できれば素晴らしいね。まだメディアに出ていない名前もある。とにかく、確実に私たちはそのポジションでなにかをしたいと考えている」
 
 メインターゲットと見られるベロッティは、トリノが1億ユーロ(約128億円)という巨額の契約解除金を設定。最近もミランは4000万ユーロ(約51億2000万円)+交換要員2人(FWエムバイ・ニアングとDFガブリエル・パレッタ)でオファーしたが、先方の要求は8000万ユーロ(約102億4000万円)+交換要員2人の破格だったという。
 
 しかし18日、『スカイ・スポーツ』の著名な移籍専門記者であるジャンルカ・ディ・マルツィオ氏が、このディールが成立するかもしれないと報じた。
 
 ディ・マルツィオ記者はミランがベロッティからすでに「YES」を引き出し、トリノとも6000万ユーロ(約76億8000万円)+交換要員2人ならば合意できる可能性があると伝えたのだ。交渉は継続されていると見られる。
 
 昨シーズンはセリエAで26ゴールを挙げ、イタリア代表でも得点源に定着しつつあるベロッティは、新生ミランのエースに打って付け。オーバメヤンやモラタ、カリニッチとの接触も完全には消滅していないようだが、ロッソネーロはトップターゲットの獲得交渉をまとめ上がることができるか?