ユベントスは現地時間7月19日、アーセナルからポーランド代表GKのヴォイチェフ・シュチェスニーを獲得したことを、公式サイトで発表した。2021年6月までの4年契約で、移籍金は1220万ユーロ(約15億6200万円)と発表されている。
 
 現在27歳のシュチェスニーは、2006年夏にアーセナルの下部組織に入団。ブレントフォード(当時イングランド3部)へのレンタル移籍を経て2010-11シーズンに復帰すると、中盤戦にプレミアリーグ・デビューを飾った。
 
 以降は3シーズンに渡りアーセナルの正GKを務めたシュチェスニーだが、ダビド・オスピナやペトル・チェフの加入によりレギュラーの座を奪われると、出場機会を求めて2015年夏にローマにレンタル移籍した。
 
 2年在籍したローマでは正GKに君臨。1年目はセリエAで34試合、そしてレンタル2年目となった昨シーズンも全38試合にフル出場し、チームのセリエA2位とチャンピオンズ・リーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献した。
 
 レンタル期間を終えて、アーセナルに復帰していたシュチェスニーだが、ユーべが39歳を迎えて来夏の引退も噂されるジャンルイジ・ブッフォンの頼れるバックアッパーとして、ポーランド代表GKに白羽の矢を立てた。
 
 入団会見に臨んだシュチェスニーは、「僕はステップアップを望んでいた。ユベントスのような偉大なクラブに来ることでその願いが叶うと思った。全ての選手が成功したいと思っているし、ユーべのようなクラブでプレーしたいと願っているはず」と、ユーべ移籍を決断した経緯について語っている。
 
 2シーズンに渡りプレーしたローマ相手に戦うシュチェスニー。記者から「ローマは君の弱点が分かっているのでは?」と質問が飛ぶと、ポーランド代表GKは「今日から僕は偉大なユーべの選手だ。弱点なんてないよ」と返答し、場内の笑いを誘った。
 
 ユーべは今夏にブラジル人GKのネトをバレンシアに放出。シュチェスニーには、まずは守護神ブッフォンを支える第2GKとして、そしていずれは偉大なレジェンドの後継者として大きな期待が掛かる。