[J1リーグ22節]C大阪4-2浦和/7月22日/ヤンマー
 
【チーム採点・寸評】
C大阪 6.5
序盤から一気呵成の攻撃を仕掛けて4ゴール。前半に2失点したのは反省材料も、後半は手堅い試合運びで勝点3を手にした。


【C大阪|採点・寸評】
GK
21 キム・ジンヒョン 6
1失点目は興梠のシュートを阻むもズラタンに詰められた。前半終了間際にも失点したが、試合を通じて好セーブを連発。40分にはアシストにつながりかけた精度の高いフィードも見せた。
 
DF
2 松田 陸 6.5
前半は対面の宇賀神にまったく仕事をさせず、ハーフタイムでの交代に追いやった。機を見たオーバーラップも光った。関根とマッチアップした後半もなんとか凌いだ。
 
14 丸橋祐介 6(89分 OUT)
35分には水沼からのクロスを上手く収め、左足でチーム3点目を奪取。前半はディフェンス面でも穴らしい穴はなかった。半面、後半は駒井の対応にやや苦しんだ。
 
22 マテイ・ヨニッチ 6
鋭い読みで浦和の縦パスを撥ね返した。もっとも2失点目のシーンでは足を延ばすも、R・シルバのシュートには届かなかった。

23 山下達也 6
2失点したが、M・ヨニッチとともにゴール前に高い壁を築いた。ハイボールの競り合いでも強さを発揮した。
 
 MF
6 ソウザ 6.5(90+4分 OUT)
「勝つ自信はある」と意気込んだ試合で、上々のパフォーマンス。セカンドボールへの反応は抜群で、2次攻撃へとつなげた。終盤は息切れした。
 
10 山口 蛍 6.5
27分にはハードチャージで興梠からボールを奪うと、狙いすましたミドルを沈めた。ソウザとのバランスも◎。ただ、前半終了間際にはR・シルバにいなされて目の前で2点目を奪われた。
 
16 水沼宏太 6.5(90+1分 OUT)
右サイドをダイナミックに走り回り2アシストをマーク。攻守の切り替えの早さは目を見張るのもがあった。
 
24 山村和也 6.5
スルスルと空いたスペースにポジションを取ってボールを呼び込んだ。攻撃にリズムが生まれたのは彼の功績が大きい。後半途中からは恒例のストッパー起用で最終ラインを強化した。

【PHOTO】「アウェーでの悔しさ晴らせた」杉本健勇が2発! C大阪が浦和を粉砕
 
FW
8 柿谷曜一朗 7
キレキレのドリブルでチャンスを演出。8分には絶妙なクロスで杉本のゴールをアシストした。ディフェンスでも奮闘し、チームを助けた点も高く評価したい。
 
MAN OF THE MATCH
9 杉本健勇 7.5
開始8分で圧巻の2ゴール。9分の決定機はポストに当ててしまい、ハットトリックとはならなかったが、勝利の立役者となった。神がかったトラップでもスタジアムを沸かせた。
 
交代出場
DF
5 田中裕介 −(89分IN)
足が止まりかけていた丸橋に代わってピッチへ。左サイドに蓋をして、2点のリードを保った。
 
MF
7  関口訓充 −(90+1分IN)
プレーに関われたのはわずか。それでも周囲に指示を送り、チームのバランスを保った。
 
MF
15 木本恭生 −(90+4分IN)
わずかな出場時間ながら必死にボールを追った。クローザーとしての任務をまっとうした。
 
監督
ユン・ジョンファン 6.5
後半は浦和に攻め込まれる時間があったが、山村を最終ラインに下げる“王道パターン”で対応。2失点を除けば、理想的な試合展開だった。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
浦和 3.5
前半はC大阪にやりたい放題に攻められ、4失点。課題だった守備がまたも瓦解し、厳しい敗戦を喫した。ここから立て直せるか。

【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 5
悔しい4失点。クロスの処理は安定していたが、ビッグセーブを見せることはできなかった。
 
DF 
46 森脇良太 4(HT OUT)
1失点目は足が止まりクロスに反応できず。4失点目のシーンでもクロスをクリアできなかった。良いところがないままハーフタイムで交代となった。
 
6 遠藤 航 5
リベロを務めた前半は誰をマークするのか曖昧で、相手の攻撃陣を勢いに乗せてしまった。正確なロングパスは通したが……。後半は右ストッパーとしてプレー。駒井を後方から支援した。

5 槙野智章 5
2失点目の場面では杉本に競り負けた。C大阪の素早いアタックに後手を踏み、真骨頂のオーバーラップも鳴りを潜めた。

MF
24 関根貴大 5.5(83分 OUT)
積極的に仕掛ける姿には好感を持てた。しかし、決定的な仕事は最後までできず。天を仰ぐ姿が目立った。
 
10 柏木陽介 4.5
後半はやや盛り返すもチームをコントロールできたとは言い難かった。ディフェンス面での動きも非常に鈍かった。
 
22 阿部勇樹 4.5
 1点目の起点になったが、本来の役割である最終ラインの防波堤としては機能せず。山村、杉本に中盤で良いようにボールを持たれた。
 
3 宇賀神友弥 4(HT OUT)
攻撃面では松田に抑えられてまったく仕事をできず。守備面では水沼に翻弄され決定機を作られた。マイナスポイントが目立ったままピッチを後にした。
 
30 興梠慎三 5
鋭いシュートを放ち、ズラタンのゴールをお膳立てした。ただ、周囲からのパスと合わない場面があり、フラストレーションを溜めた。
 
8 ラファエル・シルバ 5.5
前半終了間際にネットを揺らした強烈なミドルはさすが。後半はC大阪守備陣の激しいマークに遭い、プレーが雑になった。
FW
21 ズラタン 5.5
リーグ戦での今季初のスタメン起用にゴールで応えた。ただ、見せ場はそれだけ。良い形でボールを持てなかった。

交代出場
DF
4 那須大亮 6(HT IN)
後半頭から登場し、浮き足立ったチームを落ち着かせた。84分にはCKに頭で合わせるもバーの上を越えた。

MF
18 駒井善成 6(HT IN)
スピードに乗ったドリブルで右サイドの攻略にかかり、クロスを供給した。もっともゴール前でのひと工夫が足りなかった。

MF
7 梅崎 司 −(83分 IN)
2点を追うチームを救えず。プレーに絡めたのは数回だけだった。

 監督
ペトロヴィッチ 3.5
C大阪への対策をまったく講じなかったのか。相手のキーマンたちを自由にプレーさせ、特に前半はノーガードのまま攻撃を受けて再三ピンチに晒された。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)