レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は、ポルトガル代表FWのクリスチアーノ・ロナウドが残留すると信じている。だが、スペイン代表FWのアルバロ・モラタがチェルシーに移籍し、チームが弱体化したことは否めないと認めた。
 
 現地時間7月23日のインターナショナル・チャンピオンズカップでマンチェスター・ユナイテッドと対戦するジダン監督。移籍希望が報じられたC・ロナウドについて前日会見で聞かれると、指揮官は「色々と言われたが、私と話すときの彼は冷静だ」と、残留を信じていると述べた。スペイン紙『マルカ』が伝えている。
 
「全員と同じように彼の話も聞くが、私にとって大事なのは、彼がレアル・マドリーで何をしたいかということだけだ。私は彼が残ると信じている。8月5日には合流するよ」
 
 一方で、ジダン監督が残留を望んでいたモラタは、出場機会を求めてわずか1年で再びスペインの首都を去ることを選んだ。一時有力視されていたマンチェスター・Uへの移籍は実現しなかったが、かつてユベントスで“すれ違い”となったアントニオ・コンテ監督が率いるチェルシーに加わった(7月19日に決定)。
 
 ジダン監督は「モラタ退団でマドリーは悪くなったか?」との質問に、「もちろんだ」と回答。「昨シーズンの彼を考えれば当然だよ。彼は大きく貢献してくれたからね(公式戦通算で20ゴール)。今はこういう状況で、我々にはストライカーが足りない。様子を見よう」と、前線の強化が必要との見解を示した。
 
  その候補とされているのが、モナコに所属するフランス代表FWのキリアン・エムバペだ。以前からお気に入りだと言われる18歳の新星に関してジダン監督は、「(移籍市場が開いている)8月31日まではどんなこともありえる」と述べつつ、獲得に関する明言を避けている。
 
「彼は良い選手で、多くのクラブが関心を寄せている。だが、今の私が考えているのは明日の試合のことだ」
 
 いずれにしても、マドリーに新ストライカーが必要というのは、サポーターも同意見のようだ。『アス』紙のアンケートでは、1万7000人を超えるユーザーのうち、72%以上が「イエス」と回答。「ノー」を大きく上回っている。
 
 モラタの慰留に失敗したR・マドリー。クラブは、C・ロナウド残留と新FW獲得というジダン監督の希望を実現させられるだろうか。