現地時間7月24日、ユベントスがフィオレンティーナからの獲得を発表したイタリア代表MFのフェデリコ・ベルナルデスキ。注目は、23歳の若武者が名門伝統の背番号10を継承するかどうかだ。
 
 イタリア王者がボーナスを除いて4000万ユーロ(約51億2000万円)という大金を払って手に入れたベルナルデスキ。フィオレンティーナで10番を付けていた選手のユーベ移籍は、1990年のロベルト・バッジョ以来となる。
 
 そのバッジョやオマール・シボリ(元アルゼンチン代表/元イタリア代表)、ミシェル・プラティニ(元フランス代表)、そしてアレッサンドロ・デル・ピエロ(元イタリア代表)など、レジェンドたちが背負ってきたのがユーベの10番だ。2012年にデル・ピエロが退団して以降は、カルロス・テベスとポール・ポグバが纏ったが、昨夏にポグバがマンチェスター・Uに移籍してからは空位となっている。
 
 そこで、偉大なる先人たちと同じくファンタジスタの要素を持つベルナルデスキに背番号10を託すべきとの声も少なくない。実際、一部のサポーターはメディカルチェックが行なわれた24日、「10番を持ち主不在のままにしておくことはできない。フェデ(ベルナルデスキの愛称)、ようこそ。我々の任務は勝利だ」という横断幕でベルナルデスキを出迎えた。
 
 だが、伝統の背番号だけに、計り知れないプレッシャーがかかることも予想される。そのプレースタイルから10番候補に挙がるパウロ・ディバラは、21番への想いを強調することで、10番を引き継ぐことを拒んでいる。
 
 それだけに、サポーターの間でも意見は二分しているようだ。「ベルナルデスキはユーベの背番号10に相応しいか」というイタリア『メディアセット』のアンケートでは、3万人を超えるユーザーが投票したが、現時点で「イエス」と「ノー」が50%ずつと意見が割れている。
 
 先月のU-21欧州選手権でもイタリア代表の背番号10を纏ったベルナルデスキは、新天地ユーベでも伝統のエースナンバーを選ぶのだろうか。