ここまで10人の新戦力を獲得する大型補強を展開するミランだが、今年4月に中国資本となったロッソネーロはまだまだ止まる気配がない。現在は新ストライカーの獲得に注力している。
 
 ミランのCFは今夏、ジャンルカ・ラパドゥーラがジェノアに去り、カルロス・バッカもここにきてマルセイユへの放出が有力に。すでにポルトから逸材アンドレ・シウバを獲得済みだが、21歳のセリエA初参戦のためエースの大役は荷が重い。実績のある新エースの獲得を目指している。
 
 しかし、アルバロ・モラタをチェルシーに奪われたうえ、本人からは合意が取れているアンドレア・ベロッティ(トリノ)、ピエール=エメリク・オーバメヤン(ドルトムント)、ニコラ・カリニッチ(フィオレンティーナ)はいずれもクラブ間交渉が難航。新たな選択肢も探り始めている。
 
 そこでマルコ・ファッソーネCEOとマッシミリアーノ・ミラベッリSDは、業界屈指の大物代理人であるジョルジュ・メンデス(クリスチアーノ・ロナウドやジョゼ・モウリーニョが顧客)と会談したという。現地時間7月25日、イタリア『スカイ・スポーツ』の著名な移籍専門記者であるジャンルカ・ディ・マルツィオ氏が報じている。
 
 その話し合いでは、先ごろミラン行きに前向きなコメントを出したMFレナト・サンチェス(バイエルン)の交渉とともに、2人のCFに関する話題もあった模様。まずはスペイン代表のジエゴ・コスタ。アントニオ・コンテ監督との関係悪化からチェルシーに戦力外通告を受けて、いわば市場に出されている状態にある。
 
 ただ、本人はアトレティコ・マドリー復帰を望んでおり、古巣の補強禁止処分が解ける来年1月の加入が有力視されている。一部ではそれまでミランにレンタルという噂もあったが、それでは1年の計算が立たない。獲得するなら完全移籍しかないか。
 
 もう一人はコロンビア代表のラダメル・ファルカオ。2014年以降は怪我の影響もあり低調だったが、昨シーズンは公式戦通算30ゴールを挙げてモナコのリーグ・アン優勝とCLベスト4進出に大きく貢献し、完全復活をアピールしている。
 
 ファッソーネCEOは16日に、「ベロッティ、モラタ、オーバメヤンのうち、誰か一人を獲得できれば素晴らしいね。ただ、まだメディアに出ていない名前もある」と語っていたが、それはD・コスタやファルカオのことだったのだろうか?
 
 ちなみにディ・マルツィオ記者は、メンデス代理人の顧客ではないものの、オーバメヤンをミランが獲得する可能性もまだ見逃せないと伝えている。
 
 はたして、新生ミランの新エースは誰になるのか?

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