レアル・マドリーが、フランス代表FWキリアン・エムバペを史上最高額となる1億8000万円(約230億4000万円)で獲得することで、彼の所属クラブであるモナコと基本合意に達したという『マルカ』によるニュースは、世界中を驚かせた。


 しかし、その後にこれを否定するニュースが他メディアから流されるなど、まだ先行き不透明なところがあり、動向が注目されている。
 
 そんななか、『ESPN』はある情報筋の話として、マンチェスター・シティもエムバペ獲得に乗り出し、マドリーと同額の移籍金の他、さらにこの18歳の少年にレギュラーポジションを保証するという条件も提示したと報じている。
 
 マンチェスター・Cには現在、前線の要員としてセルヒオ・アグエロ、ガブリエル・ジェズス、レロイ・ザネ、ラヒーム・スターリングといった各国代表級の選手らがいるが、彼らを差し置いて常時スタメン出場が約束されるというのか……。
 
 エムバペの獲得について、これまでジョゼップ・グアルディオラ監督は「彼はまだ、モナコ所属の選手だ。よその選手のことについては話したくない」と語るに止まっている(同監督はアーセナルのアレクシス・サンチェスについても同様のコメントを残している)。
 
 ちなみにマンチェスター・Cは今夏、すでにモナコからバンジャマン・メンディ、ベルナルド・シウバを、他にもエデルソン(←ベンフィカ)、カイル・ウォーカー(←トッテナム)、ダニーロ(←マドリー)、ドグラス・ルイス(←バスコ・ダ・ガマ)らを獲得している。
 
 これに要した金額は合わせて約2億3000万ユーロ(約296億円)、対する余剰戦力の売却益は現時点で4000万ユーロ(約51億円)といわれており、まさに驚くべき支出である。
 
 以前に『デイリーメール』などが報じたところによると、今夏、マンチェスター・Cは戦力補強に2億8000万ユーロ(約360億円)の予算を充て込んでいるというが、現時点でほぼそれに達している。果たして、ここからさらに天文学的な金額をつぎこんで世紀のビッグディールを成立させるのか? 
 
 他にも、バルセロナやアーセナルも関心を寄せているというエムバペをめぐる、驚きに彩られた争奪戦(あるいは残留の可能性も含めて)の結末やいかに?