ミランのマルコ・ファッソーネCEOとマッシミリアーノ・ミラベッリSDは先日、敏腕エージェントのジョルジュ・メンデス代理人と会談。その話題はジエゴ・コスタ(チェルシー)やラダメル・ファルカオ(モナコ)、レナト・サンチェス(バイエルン)、アンワル・エル・ガジ(リール)とされていた。
 
 だがミランはなんと、メンデス代理人にクリスチアーノ・ロナウド(レアル・マドリー)についても情報を求めたという。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じている。
 
 今夏はすでに10人を獲得したミランだが、ファッソーネCEOとミラベッリSDはさらなるFWの獲得を目指している。候補とされているのが、ピエール=エメリク・オーバメヤン(ドルトムント)、アンドレア・ベロッティ(トリノ)、ニコラ・カリニッチ(フィオレンティーナ)といった選手たちだ。
 
 ただ、それぞれの所属クラブとの交渉が難航。これを受けてミラン首脳陣は先日、サルデーニャ島にいるメンデス代理人を訪ねた。ミランはこの夏に同氏がマネジメントを担当するポルトガル代表FWのアンドレ・シウバをポルトから獲得するなど、良好な関係を築いている。
 
 この会談でミランは、メンデス代理人の顧客であるD・コスタやファルカオの獲得について打診したと言われていた。だが、スカイによると、ミランは脱税疑惑で起訴されたことからスペイン国外への移籍を望んでいるとも言われるC・ロナウドの現状についても、探りを入れたというのだ。
 
 今夏のミランは、すでに「サプライズ補強」を実現させている。ユベントスからイタリア代表DFのレオナルド・ボヌッチを引き抜いたオペレーションは、選手サイドの意向が強かったとはいえ、大きな驚きだった。
 
 ただ、やはりC・ロナウド獲得は「夢物語」という見方が圧倒的だ。スカイは移籍金と年俸を含めれば4億5000万〜5億ユーロ(約576〜640億円)の取引になると見ており、中国資本になったとはいえさすがに今のミランには不可能な金額だ。
 
 そもそも、C・ロナウドは先日、『マルカ』紙で今後のタイトル獲得に意欲を示したばかり。これは「残留宣言」とも伝えられている。
 
 スカイは、ミランがメンデス代理人に情報照会したことは「事実」だと、自信をもって報じた。一方で、「ミランの真の意図がどこにあるかは確認できない」ともつけ加えている。つまり、良好な関係にあるメンデス代理人との会話の中で、ミランが冗談を飛ばしただけの可能性もあるということだ。現実的に考えれば、それが最も妥当だろう。