[J1リーグ第19節]横浜 2-2 清水/7月29日/日産スタジアム
 
【チーム採点・寸評】
横浜 5.5
前半終了間際の齋藤のPK失敗は痛恨だったが、2-1のリードで迎えた後半も良い入り方ができていた。ただ、押し込む時間帯で3点目を奪えずにいると、相手にペースを握られ、立て続けに決定機を作られて同点弾を許す。途中出場の選手も機能せず、引き分けが精一杯だった。
 
【横浜|採点・寸評】
GK
21 飯倉大樹 5.5
長谷川のヘッドはノーチャンスだったが、右サイドを崩されて、最後はニアを抜かれた鄭のシュートは止められなかった。
 
DF
27 松原 健 6
本職の守備では危なげないプレーを見せ、周囲と連動しながら果敢に前に出て行ったが、決定的な仕事はできなかった。
 
22 中澤佑二 5.5
相手のプレスにも慌てずボールを動かす。局面の勝負では強さを発揮してピンチを潰したが、同点の場面ではクロスをブロックできなかった。
 
34 ミロシュ・デゲネク 5.5
5試合ぶりの先発。当たり前のことを当たり前にこなす安定感は相変わらずも、イージーなミスも散見された。
 
24 山中亮輔 6
スピードに乗ったドリブルで左サイドを駆け上がり、狙いすましたクロスで天野のゴールをお膳立て。32分のミドルはバーの上に。
 
MF
8 中町公祐 6(73分OUT)
質の高いパスでアタッカー陣を走らせる。守備面では、素早く攻守を切り替えて、鋭いプレスバックでDF陣を助けたが、ピンチを招く軽いプレーも。
 
6 扇原貴宏 5
テンポ良くボールを出し入れしてゲームを作った一方、1失点目は長谷川を自由にさせ、2失点目は目の前にいた鄭のシュートに間に合わなかった。
 
10 齋藤 学 6
良くも悪くもこの日の試合を決した男。先制点にも2点目にも絡み、前半終了間際には自らのドリブル突破で得たPKのキッカーに。しかしこれをまさかの失敗。今季初ゴールはまたもやお預けに。
 
14 天野 純 6.5
良い形でパスを受けた13分のシュートは決められなかったが、42分の決定機は鮮やかなボレーでネットを揺らす。後半の途中からはボランチでプレーし、最後まで攻守に奮闘した。
 
20 マルティノス 6
左サイドで先発も、先制点の場面では右サイドから仕掛け、カットインから自慢の左足でねじ込む。しかし、2失点目はアシストした松原をストップできなかった。
FW
17 富樫敬真 5.5(73分OUT)
久々のスタメン出場。積極的にフィニッシュに絡み、前線の基準点として奮闘。しかし、肝心のゴールは奪えなかった。
 
交代出場
MF
33 ダビド・バブンスキー 5(73分IN)
トップ下に入り、バイタルエリアの手前でボールを受けたが、相手の集中したディフェンスの前に見せ場なく終わった。
 
FW
7 ウーゴ・ヴィエイラ 5(73分IN)
求められるのは勝点3を引き寄せるゴール。しかし、なかなか前を向かせてもらず、期待には応えられなかった。
 
監督
エリク・モンバエルツ 5.5
70分以降の劣勢を押し返す策を打てず。同点とされた後、トップ下とCFを同時に代えたが、欲しかった決勝点は奪えなかった。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
清水 6
常に先行される苦しい展開だったが、粘り強く試合を振り出しに戻して、敵地で価値ある勝点1を獲得。2-2とした後も、攻め込まれる場面はあったが、チーム全体で身体を張って3点目を許さなかった。
 
【清水|採点・寸評】
GK
13 六反勇治 6
マルティノスと天野のゴールは防げず、悔しい2失点を喫したが、PKの場面では齋藤との駆け引きに勝ち、完璧にセーブ。結果的にこの好守が勝点1を引き寄せることに。
 
DF
5 鎌田翔雅 5
マルティノスや山中への対応が甘く、いずれも失点につながってしまった。齋藤のドリブルにも手を焼いた印象。
 
4 カヌ 5.5
身体の強さを見せつつ、スペースもしっかりとケア。しかし、2失点目の場面では、スコアラーの天野を見失っていた。
 
26 二見宏志 6
後半にはクリアが後方に流れて、あわやオウンゴールのシーンも。ただ、終盤は辛抱強く守り、横浜の攻撃を撥ね返した。
 
25 松原 后 5.5
マルティノスのゴールにはシュートコースを防いだはずだったが、止められず。鄭の同点ゴールのアシストは見事だった。
 
MF
7 六平光成 5.5
ドリブル突破を図る齋藤をエリア内で倒し、PKを献上。ゴール前へのミドルパスは光るものがあったが、崩し切れなかった。
 
20 竹内 涼 5.5
深い位置まで戻り、長短のパスで組み立てを試みるも、奏功せず。中盤の攻防でも扇原、中町を上回れなかった。
 
22 枝村匠馬 5(61分OUT)
シンプルで無駄のないプレーで周囲の良さを引き出そうとしたが、思うように活躍ができず。存在感は薄かった。
 
19 ミッチェル・デューク 5.5
開始早々は要所に顔を出して攻撃のリズムを作ったが、時間の経過とともにトーンダウン。左サイドの攻撃を活性化できなかった。
MAN OF THE MATCH
FW
9 鄭 大世 6.5
出場停止明けで、精力的にプレー。66分にはバーを豪快に叩く“らしい”一撃をお見舞い。これでチームは前掛かりとなり、70分に松原のアシストからチームを救う値千金の同点ゴールを自らねじ込んだ。
 
18 長谷川悠 6(90+3分OUT)
球際で激しく、高い位置でのボール奪取を狙う。そしてCKのチャンスに打点の高いヘディングシュートで1ゴールを記録。
 
交代出場
MF
11 村田和哉 5.5(61分IN)
枝村に代わって、そのまま右MFでプレー。84分のこぼれ球を拾って放ったシュートが枠に飛んでいれば、ヒーローになれたかもしれない。
 
FW
23 北川航也 −(90+3分IN)
アディショナルタイムに投入されるが、ほとんどプレータイムは残されておらず、アピールはできなかった。
 
監督
小林伸二 5.5
負けはしなかったものの、同点とした後に、交代枠をひとつ残したことも含め、さらに畳みかける一手を打てなかった。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。