J1の浦和が30日、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督との契約を解除したと発表した。理由については、淵田敬三代表が浦和公式HP上で「今シーズン、チームは4月30日以降のリーグ12試合で3勝1分け8敗と苦しい状況が続き、ここ数試合の内容や結果を見てもはっきりとした改善の兆しが見られませんでした」と説明した。
 
 浦和は今季、リーグ序盤こそ勝星を重ねていたが、4月30日の9節・大宮戦から失速。昨日の19節・札幌戦にも0−2で敗れ、首位・C大阪と勝点12差の8位に低迷していた。
 
 また、クラブはペトロヴィッチ監督の契約解除と合わせて、堀孝史トップチームコーチの監督就任も発表。堀コーチの監督就任は、2011年10〜12月以来、2度目となる。
 
 ペトロヴィッチ監督のコメントは以下のとおり。
 
「浦和レッズというクラブで5年半もの間、仕事をできたことはとても栄誉なことでした。この間、チームだけでなく、もちろん私だけでなく、クラブ全体で良い仕事をしてくることができたと思っています。
 
 本当にクラブ全体から、多大なるサポートを貰ってきました。チームは1年1年、右肩上がりに成績を上げ、良い成績を残してくることができました。
 
 しかしながらここ2〜3か月は良い結果を出すことができておらず、監督としてその責任を取ることは当然であると考えています。クラブから多大なるサポートをして貰ってきた中で、期待されている様な結果を出すことができなかったことについて、申し訳ない気持ちでいます。今となっては、Jリーグでの優勝はやや難しい状況となってしまいましたが、3位以内は十分に狙える状況にあり、是非来シーズンのACL出場に向かっていってほしいと思います。
 
 また今シーズンのACLではベスト8に勝ち進んでおり、スルガ銀行カップ、YBCルヴァンカップ、天皇杯も合わせてタイトルを獲得するチャンスは十分にあります。ですので、今こそファン・サポーターの皆さんのサポートが必要です。是非、チームを応援してください。
 
 ファン・サポーターのみなさんには、大きな愛を与えていただき、私は心から感謝していますし、クラブスタッフのみなさんの素晴らしいサポートにも、あらためてありがとうと言わせてください。
 
 チームはすぐに、大宮アルディージャとのダービーマッチを控えていますが、こういうときだからこそ、ファン・サポーターのみなさまにはチームに、選手に力を与えてほしいです。
 
 素晴らしい5年半ではありましたが、こういう形で終わりを向かえることもサッカーの世界ではあることです。共に大きな成果を得ることはできませんでしたが、そしてここでお別れをしなければなりませんが、私たちが友人であることに今後も変わりはありません。本当にありがとうございました」