J1リーグは7月29日・30日に19節の9試合を行なった。ここでは、その9試合からサッカーダイジェストWeb編集部がセレクトしたベストイレブンを紹介する。
 
 ついにリーグ戦での初お披露目となった神戸の元ドイツ代表ポドルスキが圧巻のパフォーマンスを披露した。左足を振り抜き、強烈な先制ゴールをお見舞いすると、その後もヘッドで追加点を決め、2得点。しっかりと結果を残し、衝撃のJデビューを飾ったポドルスキを採点『8』で今週のMVPに選んだ。
 
 神戸からは注目のポドルスキだけではなく、攻守のつなぎ役となっていた田中英雄と最終ラインを巧みに操った岩波拓也の最多3名を選出した。
 
 また今節を勝利で飾った3チームから2名ずつを選出。鹿島からは、絶妙なラストパスで2アシストをマークしたレアンドロと、縦横無尽に前線を走り回った金崎夢生を選んだ。G大阪からは、値千金の逆転弾を決めた三浦弦太と、Jリーグデビュー戦で同点ゴールを奪うなど躍動した今夏新加入のファン・ウィジョ。川崎を相手に5得点を挙げた磐田からは、支配される展開のなか、ゴール前で身体を張った大井健太郎と、2得点を挙げるなど攻守にわたりチームに貢献した川辺駿を選んだ。
 
 左サイドには試合終了間際の同点ゴールでチームを救った仙台の中野嘉大。GKには果敢な飛び出しで多くのピンチを防いだ新潟の守田達弥を選出した。
【今節のベストイレブン】
GK
21 守田達弥(新潟) 6.5 
失点は味方に当たってコースが変わる不運もあった。果敢な飛び出しで多くのピンチを阻んだ。
 
DF
5 岩波拓也(神戸) 6.5
最終ラインから正確なフィードやパスを供給。空中戦では打点の高いヘッドで敵の攻勢を撥ね返すなど、体調が万全でない中でも最終ラインを堅実に支えていた。
 
2 三浦弦太(G大阪) 7
寄せが早く、ハードタックルでボールを狩り取った。ファビオとともにゴール前に堅固な壁を築いたが、失点場面ではポジション取りが中途半端だった。それでも77分にCKから値千金の逆転ゴールを奪取!
 
3 大井健太郎(磐田) 6.5 
圧倒的に支配される展開の中、適切なブロックを構築してゴール前で身体を張った。1失点後に耐えたのが勝利に繋がった。
 
MF
17 田中英雄(神戸) 7
パスを配球しつつ、中盤のバランスを見ながら、後方のスペースもカバー。攻守のつなぎ役として働きながら、鮮やかなミドルで3点目を加点するなど、目を引くパフォーマンスを見せた。
 
40 川辺 駿(磐田) 7
劣勢の中の先制点でチームを勇気づけると、試合の流れを決定づける3点目を名手チョン・ソンリョンの股を抜いて決めた。守備面での貢献度も高くMOMにふさわしい働きを見せた。
 
11 レアンドロ(鹿島) 6.5
序盤から積極的にシュートを放つ。ドリブルでチームに推進力を与えるだけでなく、少ないタッチでシンプルに味方を使いながら相手ゴールに迫る姿も良かった。金崎と安部のゴールをどちらも絶妙なパスでアシスト。
 
23 中野嘉大(仙台) 6.5
上がり過ぎず、下がり過ぎず、絶妙なポジションニングが光った。後半アディショナルタイムには、果敢にゴール前へ飛び出して同点ゴールを奪取。敗戦濃厚だったチームを救った。
 
FW
11 ファン・ウィジョ(G大阪) 7
夏の新戦力は初先発で躍動した。前半こそ周囲と息が合わないシーンがあったが、後半は左サイドからのカットインでチャンスを演出。65分には藤春のクロスに頭で合わせ、貴重な同点ゴールをマークした。
 
33 金崎夢生(鹿島) 7
縦横無尽に前線を走り回り、精力的にボールを引き出す。後半開始早々、レアンドロとのワンツーから先取点を奪った。さらに、62分にはクロスで鈴木のゴールをアシスト。まさに、エースと呼ぶにふさわしい働きぶりだった。
 
THIS WEEK MVP
10 ルーカス・ポドルスキ(神戸) 8
左足と頭で2得点。衝撃のJデビューを飾り、この試合のヒーローに。ここぞのチャンスを確実に決めるあたりは、さすがだった。
 
※選手名の左の数字はクラブでの背番号。右は今節の採点。
採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。