偉大な先輩からの言葉は、はたして渦中の男の耳に届くだろうか? 元ブラジル代表MFのロナウジーニョが、バルセロナの後輩でもあるネイマールにメッセージを送った。スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 世間を賑わせているネイマールの去就騒動については、もはや周知の通り。ブラジルの至宝に興味を抱くパリ・サンジェルマンがバルサに対して、2億2200万ユーロ(約284億円)という莫大な契約解除金を支払う予定で、すでにエッフェル塔周辺でのお披露目会の準備もしているという報道も出ている。
 
 そんな渦中の人であるネイマールを気遣ったのは、かつてパリSGとバルサの両方でプレーした経験を持つロナウジーニョだった。
 
 37歳となり、「僕は年を取り過ぎてしまった」と明言こそ避けるも現役引退を口にしたロナウジーニョ。現在はバルサの親善大使として活動する傍ら、世界でスクールを開きながら、各国で行なわれる親善試合やチャリティーマッチに参加し、サッカーの振興に努めている。
 
 現地時間7月30日にイベントのために訪れていたホンジュラスで会見を開き、「もし、僕だったら」と前置きをしたうえで、かつて共に代表でプレーしたことのある後輩に助言を送っている。
 
「もし僕だったら、いつも通りの選択をする。僕がネイマールに伝えられるのは、『自分の心に従ってハッピーになれ』ということだけだね。自らの心が語りかけてくることをやればいいのさ」
 
 現地時間8月2日には、バルサの練習場に姿を現わしたネイマール。スペイン紙『マルカ』は、「クラブの仲間に別れを告げるために訪れた可能性が高い。彼はおそらくパリに行く」と断定的に綴っている。
 
 はたして、偉大な先輩ロナウジーニョの格言はネイマールの心を動かすのか? 決定すれば、サッカー界史上空前のメガディールとなるだけに、ブラジルの至宝の動向から目が離せない。