ブラジル代表FWのネイマールがバルセロナに退団希望を表明した現地時間8月2日、フランスではモナコのフランス代表FWのキリアン・エムバペが移籍を決意したようだ。フランス紙『レキップ』が報じている。
 
 昨シーズンの後半戦で一大ブレイクを果たし、今夏の移籍市場でメガクラブ垂涎の人気銘柄となったエムバペ。モナコは7月20日、一部のビッグクラブが不当に選手にアプローチしたと明かし、FIFAに介入を求めることも辞さない構えを示したが、いまだ新星の去就をめぐる報道は後を絶たない。
 
 そして2日、レキップ紙はエムバペがモナコ退団を決めたと報道。マンチェスター・シティ、レアル・マドリー、バルセロナ、パリSGなどへの移籍に向かう可能性を伝えている。
 
 これを受けて、「レアル・マドリーが獲得に近づいた」と主張するのが、スペイン紙『マルカ』だ。
 
 同紙によると、マドリーとモナコは総額1億8000万ユーロ(約230億4000万円)の移籍金で大筋合意に達しているという。1億6000万ユーロ(約204億8000万円)を基本に、ボーナスが2000万ユーロ(約25億6000万円)という条件だ。
 
 一方で、「マンチェスター・Cやバルセロナがエムバペを獲得する可能性は残されている」と報じてもいる。

 そのうえでマルカ紙は、バルサがネイマールの代役としてドルトムントのウスマンヌ・デンベレ獲得を優先していると分析。また、マンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラ監督が、争奪戦においてR・マドリーにリードされていることを自覚しているとも伝えた。
 
 パリSGは2億2200万ユーロ(約284億円)の契約解除金を支払うことで、ネイマールを獲得すると見られており、エムバペの移籍が実現しても「史上最高額取引」とはならないが、それでも1億8000万ユーロという額が「銀河系軍団」に相応しく、華々しい取引であることに変わりはない。
 
 フランス代表MFのポール・ポグバが1億ユーロ超の史上最高額でユベントスからマンチェスター・ユナイテッドに移籍したのは昨夏のこと。そのわずか1年後に、それをはるかに上回る超高額移籍が2つも実現してしまうのだろうか?
 
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