[J120節]川崎1-1FC東京/8月5日/等々力
 
【チーム採点・寸評】
川崎 5.5
前節5失点した後遺症は感じられなかったが、またも先制を許す苦しい展開。決められるシーンで決められない課題は修正できなかった。
 
GK
1 チョン・ソンリョン 5.5
前節に続いて“神セーブ”でチームを救えず。中島のヘディングシュートには反応したものの、届かなった。
 
DF
18 エウシーニョ 5.5
果敢なオーバーラップを繰り返し、攻撃をサポート。ただ守備面で裏を取られることもあり、後半は特にそれが顕著だった。
 
5 谷口彰悟 6.5
落ち着いた対応が光る。マッチアップした中島のドリブルも冷静に止めていただけに、1失点は悔やまれる。が、89分に値千金の同点ゴールをマーク!
 
23 エドゥアルド 5.5
5失点した前節の反省を生かし、カウンターをケア。ただ、49分に中島のマークを外して失点した。
 
7 車屋紳太郎 5.5
28分に室屋に裏でボールを受けられ、決定機を作られた。ここ数試合のような好クロスも影を潜めた。
 
MF
21 エドゥアルド・ネット 6
抜群のキープ力に加え、ロングパスも冴えていた。大島とともにチームをコントロールした。一方、シュート精度には難が。
 
10 大島僚太 6.5
決定機は必ずと言って良いほど彼を経由した。視野の広さ、落ち着いたプレーぶりは王様然としていた。もっともチームを救う決定的な仕事はできず。
 
14 中村憲剛 5.5(72分OUT)
パフォーマンス自体は悪くなかったが、珍しくパスがズレるシーンも。不完全燃焼のままピッチを後にした。
 
11 小林 悠 5.5
フリーランでボールを呼び込み、右サイドを崩しにかかった。残念だったのはクロスを味方が決めてくれなかったこと。後半は自らシュートを狙うも歓喜の瞬間は訪れなかった。
 
2 登里享平 5.5(78分OUT)
この日は通常よりも中央に入る機会が多く、DFのギャップを突いてボールを引き出した。だが、後半は足が止まった。
 
FW
8 阿部浩之 5(82分OUT)
シンプルなプレーを徹底し、周囲を生かした。が、前半終了間際には小林からプレゼントパスを受けるもシュートをポストに当ててしまった。あれを決めていれば試合展開は変わっていたはずだが……。
 
交代出場
MF
19 森谷賢太郎 6(72分IN)
77分には挨拶代わりのミドルを放つ。89分には正確なキックで谷口のゴールをアシストした。
 
MF
16 長谷川竜也 −(78分IN)
83分には左サイドでボールを受けるもクロスをミス。アピールはできなかった。
 
FW
9 森本貴幸 −(82分IN)
前節同様に交代出場からのゴールを狙うも、ボールが回って来ず。存在感は薄かった。
 
監督
鬼木 達 5.5
森谷の投入が同点ゴールにつながっただけに及第点は与えたいが、勝ちには持って行けず。次戦こそ淀んだ空気を払拭できるか。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

 
 
【チーム採点・寸評】
FC東京 5.5
終盤に追いつかれ勝点3を逃す。それでも後半は新システムが機能し、まずまずの収穫を得た。
 
【FC東京|採点・寸評】
GK
33 林 彰洋 5.5 
特に後半は鋭いセービングで川崎のシュートを阻んだ。しかし、同点ゴールを決められたシーンではCKをクリアできなかった。
 
DF
2 徳永悠平 6 
ストッパーとしてまずまずのパフォーマンス。室屋とともに右サイドを守った。

4 吉本一謙 6
登里、小林らのスピードに苦慮するシーンがあった。ただ、最後の一線でよく身体を張った。
 
5 丸山祐市 5.5 
太田とのコンビネーションがしっくりこなく、小林、エウシーニョらの突破を許した。半面、空中戦では強さを発揮した。
 
MF
2 室屋 成 6 
粘り強い守備と機を見た攻撃参加でチャンスを演出。28分には中島のクロスをダイレクトでP・ウタカにつなぐも、ゴールは奪えなかった。
 
8 高萩洋次郎 6 
球際で身体を張るなど守備では奮闘。欲を言えば、もう少しパスで局面を変えたかった。
 
37 橋本拳人 5.5
先制点の場面では良い囮になってDFの注意を引きつけた。しかし、終盤に谷口に競り負けて同点ゴールを許した。
 
7 米本拓司 6(90+2分OUT)
単騎でプレスに行って外されるシーンもあったが、エネルギッシュに動き続けた。先制点の場面で起点になった。
 
6 太田宏介 6 
前半はプレーに迷いが見られたものの、後半はギアをアップ。49分には高校時代の同級生である小林の目の前で中島のゴールをアシストした。

 
FW
9 ピーター・ウタカ 6(84分OUT)
18分にはドリブルでふたりを抜いてシュートまで持ち込むなど個人能力の高さは相変わらず。あとは周囲との連係だろう。
 
23 中島翔哉 6.5(76分OUT) 
高いアジリティを生かして攻撃に変化を加えた。49分には太田のクロスにヘッドで合わせて先制ゴールを奪った。
 
交代出場
FW
13 大久保嘉人 5.5(76分IN)
試合前の選手紹介の際は拍手、交代出場の際はブーイングで古巣サポーターに迎えられる。90+2分には永井のクロスに頭で合わせるも、バーの上に外した。 

MF
15 永井謙佑 −(84分IN)
快足を生かして何度も川崎ゴールに迫った。それだけに終了間際のシュートは決めたかった。

MF
38 東 慶悟 −(90+2分IN)
わずかな時間ながらも守備で貢献。相手の進攻を身体を投げ出して止めた。
  
監督
篠田善之 5.5 
最後の失点を悔やむ。ただ、「前半は握られるシーンがあったが、後半はスイッチを入れ直して点を奪えた」と一定の評価を口にした。
 
【川崎1-1FC東京 PHOTO】終了間際の同点弾で30回目の多摩川クラシコは引き分けに終わる

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)