ドルトムントに所属するトルコ代表MFのエムレ・モルが、インテルへの移籍に近づいているようだ。現地時間8月5日、イタリア『スカイ・スポーツ』の著名な移籍専門記者、ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏が報じている。
 
 重心の低い高速ドリブルが武器で、「トルコのリオネル・メッシ」と謳われるエムレ・モルは、昨夏にノアシャランからドルトムントに引き抜かれた注目の逸材だ。
 
 しかし、昨シーズンは公式戦通算19試合(先発4試合)で1得点・3アシストとレギュラー定着はならず。今夏は7月17日の浦和レッズ戦で後半だけで2ゴールを挙げて才能の片鱗を見せたものの、その後のプレシーズンマッチでは悪癖である球離れの悪さを改善できず、ピーター・ボシュ新監督を簡単には納得させられなかった。よって、新シーズンもバックアッパーに甘んじる可能性が取沙汰されてきた。
 
 まだ20歳と若いこともあり、本人は出場機会を求めて移籍を検討。ハノーファー、フィオレンティーナ、ローマ、エバートン、リールなどが興味を示していたが、ここにきてインテルが争奪戦のトップに躍り出たようだ。
 
 インテルはすでに本人サイドと基本合意。ドルトムントとの交渉も進んでおり、1200万ユーロ(約15億4000万円)の買い取り義務が付いたレンタル移籍でまとまる可能性が高いという。
 
 インテルは両翼の主力であるイバン・ペリシッチにマンチェスター・U、アントニオ・カンドレーバにチェルシーから高額オファーが届いており、いずれかを手放すと噂されている。エムレ・モルはその後釜に収まるのか、交渉の行方が注目される。