ネイマールのパリ・サンジェルマン移籍で注目されるフランスのリーグ1(フランス・リーグの名称)。昨季からマルセイユの一員としてプレーする酒井宏樹は、リーグ1の特徴を次のように説明している。
 
「(ブンデスリーガと比べると)組織よりも個。後ろのサポートを待たずにドリブルで仕掛けてくる選手が多いです。ただ、自己中心的かと言われればそうではなくて、局面に応じては味方を上手く使ってくるので、そういう選手と対峙する際は厄介です」
 
 そんな酒井は守備をするうえで、“あること”を心掛けているという。
 
「極力ひとりで守らないようにしました。1対1に強いアタッカーが多いので、あらかじめ味方と打ち合わせをしていましたよ。『連係して潰そう』って」
 
 ただ、それでも簡単に潰せない選手がいた。
 
「(パリSGのハビエル・)パストーレは、最後まで“謎”でした。いやあ、もう、上手すぎて。ボールの置きどころとかは半端ないですよ。身体を寄せても、ボールを奪えないし。アルゼンチン人特有というか、あの感覚は謎です」
 
 酒井曰く、パストーレに限らず、南米の選手は自分の間合いを持っている。
 
「文字通り独特なので、DFとしては厄介。まあ、彼らとの1対1を経験することで成長できる部分はありますから、そうした環境で揉まれるのは悪くないです」
 
 2017−18シーズン、南米のつわもの──とりわけネイマールとのマッチアップは見物になりそうだ。
 
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)