[J1リーグ21節]清水3-2C大阪/8月9日/アイスタ

【清水 3-2 C大阪 PHOTO】北川の2発で、清水がホームで逆転勝利!杉本は不発・・

【チーム採点・寸評】
清水 7
後半に息を吹き返し逆転へ持ち込んだ戦いぶりは見事。攻守両局面とも気迫で上回り、終盤に受けた反撃も、組織力で撥ね返した。
 
【清水|採点・寸評】
GK
13 六反勇治 6.5
後半、柿谷が放った“1点モノ”のヘディングシュートを、鋭い反応で防いだのは見事。ピンチを迎えても、堂々と振る舞っていた。
 
DF
5 鎌田翔雅 6
前半は杉本や柿谷のマークを気にするあまり積極性を欠いたが、リズムが傾いた後半は何度か良いクロスを供給。守備面もまずまず機能していた。
 
4 カヌ 6
パワフルなタックルを武器に力強い守備を披露。ロングフィードを背後に送られた際、マークが緩慢になったのは気になった。
 
26 二見宏志 6
カヌとの連係に問題はなく、インテンシティ溢れる守備で最終ラインを支えた。セットプレー時には、積極的にゴールも狙った。
 
25 松原 后 6.5
アグレッシブな縦への突破は健在。後半は動きの切れが増し、PKを獲得した強引なドリブル、さらには、北川の逆転ゴールを演出する好クロスで勝利に大きく貢献した。
 
MF
22 枝村匠馬 6
危険なスペースを埋めつつ、タイミングを見計らって攻撃にも関与。チャンスには絡めなかったが、プレーにムラはなかった。
 
20 竹内 涼 6
中盤からのビルドアップは問題なし。目立ったミスはなく及第点の評価は与えられるだろう。欲を言えば、ゴール前にもう少し飛び出したかった。
 
19 ミッチェル・デューク 6
力強いドリブルとキープ力の高さで存在感を示す。その強みを武器に、後半は攻撃に勢いを加え、バイタルエリアで危険な匂いを漂わせた。
 
30 金子翔太 6.5(88分 OUT)
松原とのコンビネーションから決定的なシュートを放つなど動きは悪くなく、前線からの守備でも貢献。地味ながらも、気の利いた働きぶりは目を引いた。
FW
18 長谷川悠 6(86分 OUT)
後半に入り、ポジショニングやパスの引き出し方が向上。後半立ち上がりにはヘッドでゴールを揺らすも、不可解な判定でノーゴールに。
 
23 北川航也 7(90+1分 OUT)
前半は動きが重かったが、後半は眩い輝きを放つ。ターンして左足で決めた1点目、松原のクロスをヒールで合わせた2点目ともに、インパクト十分なゴールだった。
 
交代出場
MF
44 フレイレ ―(86分 IN)
中盤の守備を引き締めるべく、3試合ぶりに出場。ボールに触る機会は限られたが、首尾よく働いていた。
 
DF
16 村松大輔 ―(88分 IN)
守備に専念。目立ったプレーはなかったが、相手の猛攻を受けた最終盤も慌てずや仕事をまっとうしていた。
 
MF
11 村田和哉 ―(90+1分 IN)
J1通算100試合出場を達成。限られた出場時間のなかでも、持ち前のスピードを生かしながらチャンスをうかがった。
 
監督
小林伸二 7
エースの鄭を故障で欠くなか、北川の先発起用が奏功。ハーフタイムを挟み、チームを激変させた手腕は称えられる。
【チーム採点・寸評】
C大阪 5.5
「前後半で別のチームになってしまった」(ユン・ジョンファン監督)のは反省点。2点リード後に、バタついてしまったのは頂けない。
 
【C大阪|採点・寸評】
GK
21 キム・ジンヒョン 6
3失点とも自責点ではないが、これと言って好セーブもなし。大きなミスはなかった点を見れば、及第点は与えられるだろう。
 
DF
5 田中裕介 5
守備を重視してか、攻撃に関与した回数が極端に少なかった。何度か後方からクロスを供給するも、どれも奏功せず……。
 
14 丸橋祐介 5.5
運動量が落ちた後半は、攻守の切り替えが鈍かった。見せ場は、FKから2点目をお膳立てした場面に限られる。
 
15 木本恭生 5.5
丸橋のFKにヘッドで合わせて2点目を奪うが、肝心の守備で後手を踏む。特に後半は、北川や長谷川を捕まえきれなかった。
 
22 マテイ・ヨニッチ 5.5
前半は盤石の守備を見せるも、徐々に足が止まり精彩を欠く。後半に勢いが出た清水の圧力に屈した印象。
 
MF
6 ソウザ 5.5(65分 OUT)
巧みな技術を武器にしたパス捌きは好印象。後半、同点に追いつかれたあたりから極端に運動量が減り途中交代に。
 
10 山口 蛍 5.5
本来の出来に比べると、この試合のパフォーマンスは物足りなかった。後半は中盤でボールを上手く奪い切れず、自由にさせる場面が目に付いた。
 
16 水沼宏太 6
小刻みなドリブルを織り交ぜ、前半からバイタルエリア付近で果敢に仕掛けた姿勢は良かった。サイドに固執せず、中央でも持ち味を発揮できればなお良かったか。
 
24 山村和也 6
故障明けの試合で24分に先制点を奪うも、勝利に結びつかなかったのは残念だった。キープ力や球離れは悪くなかったが……。
 
8 柿谷曜一朗 5.5(65分 OUT)
キレのある突破が見られたのは前半の序盤のみ。その後、次第に運動量が落ち、前線で輝きを放てなくなった。
FW
9 杉本健勇 5.5
身体の使い方やボールの受け方はさすがだったが、結局シュート0本に……。6試合連続ゴールはならなかった。
 
交代出場
MF
7 関口訓充 5(65分 IN)
サイドから仕掛る場面もあったが、インパクトは残せなかった。味方との連係面においては、反省が残る出来に。
 
MF
26 秋山大地 5.5(65分 IN)
出場直後はスペースを上手くカバーしていたが、次第に相手の勢いに呑まれて……。中盤の守備を安定させるには物足りなかった。
 
FW
11 リカルド・サントス ―(76分 IN)
15試合ぶりに出場した前節は先発出場も、この試合はジョーカーとして起用される。シュート1本を放ったが、攻撃面に変化は生まれなかった。
 
監督
ユン・ジョンファン 5.5
2失点後、チームを上手くオーガナイズできず苦杯を舐める。杉本や山村を上手く抑えられたのは痛かった。

取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。