パリSGが現地時間8月3日にバルセロナから獲得したブラジル代表FWのネイマール。この史上空前のビッグディールは、紆余曲折あった移籍の経緯もさることながら、何より2億2200万ユーロ(約284億円)という契約解除金の高さが大きく取り上げられた。
 
 昨夏はユベントスからマンチェスター・Uに1億500万ユーロ(約119億円)で移籍したポール・ポグバが話題を提供したが、ネイマールはその倍以上の額で取り引きされたのだ。
 
 このサッカー界史上最高額の284億円という目の眩むような金額は、一般人には想像も付かないもの。では、この大金では何がどれくらい買えるものなのか?
 
 まず、普段の生活において欠かせないものと言えば、スマートフォンが挙げられる。個人差はあるにせよ、電話やメールなど連絡ツールの他に、SNSの普及によって必須アイテムとなっているはずだ。なかでも、アップル社が販売している『iPhone』は、その代表的な商品と言えるが、最新機種である『iPhone7』をネイマール獲得の金額分を費やせば、何と約39万台も所持できるのだ。
 
 では、日々の移動手段として利用する人が少なくない乗用車はどうだろうか?
 
 昨年、日本で販売台数がトップだったトヨタ自動車の『プリウス』ならば、1万500台も購入が可能。さらに原価2600万円の『フェラーリ488モデル』は1090台も所持できる。この高級車を仮に毎日買い換えたとしても3年は乗り回せる計算だ。
 
 また、日本人に馴染みの深い観光スポットである東京タワーも難なく建設できる。1958年に建てられたこの東京のシンボルと言うべき塔は、167億円という当時としては超巨額の建設費でもって設立したが、それすらもネイマールの契約解除金は補って余りある。ちなみに2012年に竣工された東京スカイツリーの建設費は651億円となっている。
 
 これだけの事が可能になると考えると、やはりパリSGがブラジルの至宝に費やした補強費がいかに超高額だったかが分かる。はたして、今後、この移籍金記録を塗り替える選手は現れるのだろうか?