現地時間8月8日、インテルはニースからブラジル人DFのダウベルトを獲得したことを発表した。契約は2022年6月までの5年間で、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙によると移籍金は2000万ユーロ(約25億6000万円)+ボーナスだという。
 
 現在23歳のダウベルトは、母国のフラメンゴやフルミネンセの下部組織に所属した後、2013年にポルトガル2部のアカデミカに移籍。ヴィトーリアを経て昨夏にニースに加入し、左SBの主力としてクラブ史上初のチャンピオンズ・リーグ出場権獲得に貢献した。
 
 今夏はインテルが早くから獲得に動き、本人と合意後にクラブ間交渉がやや長引いたが、最終的には取引成立となった。ユース年代を含めて代表歴などは皆無だが、ルチアーノ・スパレッティ監督が獲得を望んだレフティーの攻撃的左SBだ。
 
 その指揮官は8月6日の親善試合後、長友佑都について「やるべきことを分かっており、いくつかの点で完璧」と擁護していたが、昨シーズンからダニーロ・ダンブロージオとクリスティアン・アンサルディの後塵を拝する日本代表DFにとっては、またひとり強力なライバルが増えたのは事実だ。
 
 今夏は放出候補に挙げられながら、いまだインテルに留まっている長友だが、ダウベルト獲得によってクラブと本人の意向が退団に向かう可能性も否定できない。8月31日の移籍市場閉幕まで、その動向からは目が離せない。

【2017年欧州夏のメルカート】新天地を求めた主な選手まとめ