[J1リーグ第21節]甲府0-1浦和/8月9日/中銀スタ
 
 ドイツ2部のインゴルシュタットへ移籍が決まった関根貴大。浦和でのラストマッチとなった甲府戦後、海外挑戦の決め手となった原口元気との会話を明かした。

 
「チームのことをはじめ、いろいろと相談をした。そこで、(海外移籍の話になり)『自分の気持ちはどうなんだ』と素直に聞かれた。『行きたいのか、行きたくないのか』という単純な質問をされて、行きたいですと自分も素直に思ったので答えた。それが、移籍するにあたって決め手になった」
 
 最も大事なのは自分の意志。原口はそれを確認するべく、ストレートなひと言を投げかけたのだろう。その言葉が関根を動かした。
 
 やはり、関根にとって“24番”の先輩である原口の背中は大きいようだ。そして、自身が先輩の背中を追うのと同じように、後輩たちの道しるべになりたいと話す。
 
「後輩たちにも新たな浦和を背負って戦ってもらって、世界に出て行く選手が出てきてほしい。後輩たちは自分の背中を見て育ってほしいと思います」
 
 原口が作った道を、自らが後輩に繋ぐ意欲を示した関根。最後に「24番は誰に託したいか」という記者の質問にはこう答えた。
 
「うーん、誰ですかね。でも、やっぱりユース出身の子につけてほしいと、それがドリブラーならより良いと思います。でも、誰がつけるか分からないが、変に背負ってつけなくていい。それよりも、特別な番号にしてほしいと思います」
 
 受け継がれる背番号24は誰に渡るか定かではない。しかし、関根が活躍することで、レッズの「24番」は、また重みを増すことになるだろう。
 
 取材・文:志水麗鑑(サッカーダイジェスト)