[J1リーグ21節]清水3-2C大阪/8月9日/アイスタ

 最近5試合連続7ゴールを奪い絶好調だった杉本健勇だが、清水戦後、渋い表情で自らのプレーを振り返った。

「申し訳ない。それだけですね。俺も全然動けていなかったし」

 アウェーで迎えた清水戦、1トップで先発した杉本は序盤からDFの厳しいマークを受けながらも、わずかなスペースでボールを受けて、力強いキープ力やドリブル突破を見せた。しかし目下、得点ランクトップタイの13得点を奪う「エース」がゴール前で前を向いてプレーできたシーンは数えるほど。

 結局、前後半を通じて、シュート0本に抑えられた。期待に応えられず「反省しかない」と語った杉本は、5試合でストップした連続得点記録について「どうでもいい」と一蹴。むしろ、2点先行しながらもチームが逆転負けを喫した事実を重く受け止めた。

「1点取られてからバタバタしてしまったところ、ラインが下がってしまったところ、そのあたりはもっと改善しないといけない。気持ちで負けていたとは思わないけど、もうちょっとシンプルにやって良かったと思います」

 さらに杉本は悔しさを噛み締めた。

「チームが負けたことのほうが悔しいし、チームが勝てば結果オーライですけど。まあ、自分が点を取れず、チームが負けてしまったので残念ですね。ただこれを乗り越えていかないと、上へは行けない」

 この日の敗戦で、チームは2位に後退。前線を牽引してきた杉本へのマークが厳しくなるなかで、再び上昇気流に乗ってトップに立ちたい。

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取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)