ネイマールをパリSGに強奪された後のバルセロナの最初の補強は、噂されたウスマンヌ・デンベレ(ドルトムント)やフィリッペ・コウチーニョ(リバプール)ではなく、意外な名前になるのか。バルサと広州恒大が、ブラジル代表MFのパウリ―ニョの譲渡で合意したという。現地時間8月12日、イングランドの『デイリー・メール』紙が伝えた。
 
「移籍金4000万ユーロ(約51億2000万円)で合意した」というイングランド発の情報に対してスペインでは、『アス』紙が否定する一方、『マルカ』紙や『ムンド・デポルティボ』紙などが事実と認める。4年契約が週明けにも発表されると伝えている。
 
 今夏の課題に中盤補強を挙げていたバルサは、マルコ・ヴェッラッティをトップターゲットに掲げていたがパリSGの抵抗が強く獲得失敗。ここにきてジャン・ミシェル・セリ(ニース)、デル・アリ(トッテナム)、クリスティアン・エリクセン(トッテナム)などの名前も挙がったが、エルネスト・バルベルデ新監督のお気に入りだというパウリ―ニョに鍵を切り直したか。
 
 本人は以前に「バルサの誘いを断わるのは難しい。広州恒大が合意すれば行きたい」と語るなどスペイン行きに前向き。クラブ間交渉は金銭面で折り合いが付かなかったが、報道通りなら契約解除金である4000万ユーロを満額支払う決意を固めたことになる。ネイマール売却で2億2200万ユーロ(約284億円)を得て、その一部を使う算段か。
 
 現在29歳のパウリーニョは、2012年にコリンチャンスで世界一を経験。13年に移籍したトッテナムではプレミアリーグに馴染めず失意を味わうも、15年夏に加入した広州恒大で復活し、現在はブラジル代表のレギュラーにも返り咲いている。
 
 デンベレやコウチーニョは所属クラブの抵抗が続く中、バルサはまずはパウリーニョを迎えて中盤を強化するのだろうか。