[J1リーグ第22節]仙台1-0広島/8月13日/ユアスタ
 
【チーム採点・寸評】
仙台 6.5
序盤は攻め込まれたが守備ブロックを構築し対応。後半は成熟させてきたポゼッションサッカーで攻め続けて先制点をゲットした。試合終盤にチーム全員が身体を投げ出して守り切ったところからも、勝利に対する気迫が感じられた。
 
【仙台|採点・寸評】                           
GK
1 シュミット・ダニエル 6.5
最後まで集中を切らさず、ハイボールを的確にキャッチ。終盤も茶島のシュートをタイミングの良い飛び出しから防いだ。
 
DF
34 椎橋慧也 5.5
35分、カウンターの場面でパトリックのドリブルを止めた。しかし55分にはパスミスからピンチを招くこともあった。
 
27 大岩一貴 6.5
序盤こそパトリックの強靭なフィジカルに手を焼いたが、クレバーな対応で凌ぎ切ると、それ以降はしっかりと対応して起点を作らせなかった。
 
50 増嶋竜也 6
立ち上がりには対峙したA・ロペスにやられることもあったが、徐々に修正をした点はさすが。大岩と連係をしながら最後まで守り切った。
 
MF
23 中野嘉大 6
前半は守備の意識に駆られたか、持ち前のドリブルは見られず。後半からは味方を上手く使いながら仕掛け続け、左サイドの攻撃を活性化させた。
 
17 富田晋伍 5.5
相手がFWへの縦パスを狙っているにもかかわらず、ポジショニングが不的確だった。CBへのフォローも、もう少し必要だったのではないか。
 
18 三田啓貴 6(83分OUT)
プレー精度が高ければ良かったが、小さなミスで頑張りを無駄にするシーンがあった。それでも豊富な運動量でチームを助けたと言えるだろう。
 
29 古林将太 6(68分OUT)
上下にスプリントを繰り返しながら、攻守両面で貢献。何度もクロスを供給したが、チャンスには結びつかなかった。
FW
7 奥埜博亮 6.5
序盤から積極的にボールを引き出すだけでなく、守備にも奔走。走り続けることで攻撃の貢献度も高く、こぼれ球を押し込んで決勝点も奪った。

MAN OF THE MATCH 
30 西村拓真 7
序盤から積極的にシュートを放つ。ボールを受けるスペースから、ドリブルでの仕掛け、シュートまで相手の嫌なことをやり続けた。その結果、鋭いミドルシュートが決勝点に繋がった。
 
11 石原直樹 6(90+4分OUT)
細かいパスのズレが散見。前半は前線の起点になれなかったが、後半からはファールをもらいにいく賢さも見せるなど、改善をしてからチームの攻めの時間が長くなった。
 
交代出場
DF
4 蜂須賀孝治 6(68分IN)
後半途中からピッチに入り、積極的にシュートを放つ。縦だけでなく、中にボールを運べる点も良かった。
 
MF
10 梁 勇基 ―(83分IN)
終盤での投入となったが、前線からのプレスや、裏への抜け出しなどチームのために走り続けた。
 
FW
20 クリスラン ―(90+4分 IN)
後半ロスタイムに石原との交代でピッチに入り、前線のターゲットになった。
 
監督
渡邉 晋 6.5
試合の流れを見極めたうえで、攻撃でも守備でもチームの良さを引き出した。1点を守り切るための交代策も良かった。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【チーム採点・寸評】
広島 5
縦に速い攻撃を仕掛ける意識があったかもしれないが、攻撃が単調になった。攻撃に変化をつけようとする選手は見られず、ディフェンスでも耐えきれなくなって失点した。
 
【広島|採点・寸評】
GK
34 中林洋次 4.5
失点シーンはボールを弾く方向が致命的だった。試合を通してキャッチできるシュートでボールをこぼすこともあった。
 
DF
40 丹羽大輝 5
攻撃では高いポジションでA・ロペスをフォロー。ディフェンス面では中野のドリブルに苦戦をした。終盤にはボールを奪われて失点でもおかしくないピンチを招いた。
 
5 千葉和彦 5
クロスに対しては撥ね返し続けていたものの、地上戦では対応が遅れファウルをしてしまうシーンが散見された。
 
4 水本裕貴 5.5
前半はハイボールの競り合いで優位に立ち、相手に攻撃の起点を作らせなかった。オフェンス面では味方の動きが少なかったとはいえ、ビルドアップが遅く、攻撃に停滞感を生んだ。
 
3 高橋壮也 4.5(81分OUT)
マッチアップした古林に手を焼いた。自身のサイドを突破されるシーンが多く、安定感に欠けた。
 
MF
30 柴?晃誠 5(74分OUT)
的確なポジショニングで攻守のバランスを保っていたかもしれないが、攻撃に変化を加える動きが少なかった。
 
2 野上結貴 5
守備時のポジショニングを意識するあまり、運動量が少ない。ボールを持ってもパスの種類は単調で、オフェンス面における選択肢を多く持っていなかった。
 
44 アンデルソン・ロペス 5
前半は中央寄りにポジションを取りながら、パトリックとの連係でゴールに迫った。後半はボールロストから失点に関与し、その後はフラストレーションがたまったのか、精彩を欠いた。
 
18 柏 好文 5.5
立ち上がりからドリブルやクロスで左サイドを活性化。だが、徐々に相手に押し込まれてくると、少しづつ目立たなくなっていった。
MF
29 森島 司 4.5(65分OUT)
判断が遅く、フィジカル面でも弱さがあった。バイタルエリアで受けようとするも、味方と呼吸が合わずにボールを引き出せず。
 
FW
39 パトリック 5
強靭なフィジカルを生かして前線でターゲットになったのは序盤だけ。その後はボールが入ってもポストプレーが雑で、チャンスを作り出したのはごくわずか。
 
交代出場
FW
50 工藤壮人 ―(81分IN)
パワープレーになってからパトリックが競り合った後のセカンドボールを生かせなかった。
 
MF
7 茶島雄介 5(74分IN)
ピッチに入ってすぐにパトリックとのワンツーからチャンスを迎えたが、シュートを打つのが遅れ相手DFに阻まれた。
 
MF
8 森?和幸 5.5(65分IN)
彼がゲームを組み立ててから、再び相手を押し込むことができたが、ゴールに結びつかなければ評価できないだろう。
 
監督
ヤン・ヨンソン 5
ロングボールを使い、縦に速い攻撃を仕掛ける狙いがあったものの、セカンドボールを拾われ機能せず。攻撃が単調で、交代カードを切っても変わることがなかった。

取材・文:志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。