現地時間8月16日、エバートンはスウォンジーからアイスランド代表MFのギルフィ・シグルドソンを獲得したことを発表した。契約は2022年6月30日までの5年間だ。
 
 移籍金は非公表だが、英国メディア『BBC』は4500万ポンド(約65億2500万円)と報じ、エバートンは今夏にバーンリーから引き抜いたイングランド代表DFマイケル・キーン獲得時に3000万ポンド(約43億5000万円)を超えるクラブレコードの金額を投じたと伝えた。
 
 現在27歳のシグルドソンは、2008年にレディングでプロキャリアをスタート。その後、スリューズベリ、クルーと英国下部リーグをレンタルで渡り歩き、2010年夏にホッフェンハイムへ移籍。入団1年目からブンデスリーガで29試合で9ゴール・3アシストと成績を残し、2012年1月にはスウォンジーへと移籍した。
 
 この新天地ではブレンダン・ロジャース(現セルティック監督)の下で台頭。プレミアリーグの18試合で7ゴールと存在感を示し、2012年夏にはトッテナムへとステップアップを果たした。
 
 しかし、トッテナム在籍中に思ったような成績を残せなかったシグルドソンは、2014年夏に古巣スウォンジーに復帰。すると、水を得た魚のように躍動感を取り戻し、復帰2年目の昨シーズンは、プレミアリーグ全38試合に出場し、9ゴール・13アシストをマークしていた。
 
『BBC』によれば、エバートンは今夏の移籍市場でスウォンジーと粘り強い交渉を続け、実に3度に渡るオファーを出し、最終的に4500万ポンドで相手の首を縦に振らせたという。
 
 エバートンの指揮官ロナルド・クーマンは公式サイトで、「少しばかり時間がかかったが、最終的に我々は選手と契約を結べたから、満足している」とプレミア屈指の技巧派MFとの契約合意を誇らしげに語った。
 
 クラブ史上最高額の移籍金で迎えられたシグルドソンは、「チームが成功を掴めるように貢献したい」と意気込んでいる。
 
「ここは大きな野心を持ったクラブで、正しい方向に進んでいる。最も重要なことはチームが勝利を重ね、少しでも上の順位でシーズンを終えることだ。そのために得点とアシストを重ねていきたいね」
 
 今夏の移籍市場では、ウェイン・ルーニーやキーンなど6人を加える大型補強を展開しているエバートン。クーマンが「偉大なトッププレーヤー」と推すシグルドソンを新たに加えたことで、古豪復活を期するチームにどのような変化が起きるのか? 興味は尽きない。 

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