現地時間8月18日、トッテナムはアヤックスからコロンビア代表DFのダビンソン・サンチェスを獲得したことを発表した。
 
 契約期間は2023年6月までの6年。移籍金の詳細は明かされていないものの、英国メディア『スカイ・スポーツ』はクラブ史上最高額の4000万ポンド(約58億円)だと伝えている。
 
 現在21歳のサンチェスは、2014年に母国のアトレティコ・ナシオナルでプロキャリアをスタート。187cmの恵まれた体躯と卓越したパワーとスピードを生かした対人能力で瞬く間に定位置を確保すると、2016年にはコパ・リベルタドーレス制覇に貢献した。
 
 その活躍が認められ、昨夏にはオランダの名門アヤックスに移籍。ビルドアップ能力にも磨きをかけ、主力CBとして存在感を放ち、今夏はバルセロナやインテルからのオファーも報道されていた。
 
「アヤックスに感謝したい。トッテナムに来れたのは、あそこで成長できたらから」と語ったサンチェスは、「これはさらに成長するうえで非常に重要な移籍だと思う」と、さらなる進化を見据えた。
 
 トッテナムは今夏の移籍市場ではカイル・ウォーカーをマンチェスター・Cへイングランド人史上最高額となる5000万ポンド(約70億円)で売却した一方、大型補強に動くライバル達とは違って沈黙していたが、ようやくサンチェスという補強を実現させた。
 
 今夏のクラブを動きにはチーム内でも不満を抱く選手がおり、主力SBのダニー・ローズは、のちに謝罪こそしたものの、「グーグルで検索しなくていい選手を連れてきてほしい」と、英国メディアの取材で漏らしていた。
 
 そんななか、新たに獲得したのは21歳のサンチェスだけに、ファンの中では、「また若手……」という声も少なくないが、指揮官のマウリシオ・ポチェティーノは、次のように補強に関する批判を一蹴している。
 
「エリック・ダイアーを獲得したとき、誰も彼を知らなかった。リーグ1(英国3部)からやってきたデル・アリもだ。私がここに来たときもそうさ。みんなが、『マウリシオ・ポチェティーノって誰だ?』という認識だったね。きっとグーグルやヤフーで調べたはずさ」
 
 そう語ったポチェティーノだが、さらなる補強の必要性は感じているようで、「簡単ではないが、私はあと4人の選手を求めている。それが我々の目標だね」と訴えた。
 
 現在はエバートンのイングランド代表MFロス・バークリーの獲得を目指しているというトッテナム。はたして、移籍市場が閉じる8月31日にまでに思い通りの補強を敢行できるのだろうか?

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