インテルは現地時間9月6日、サッカー界における健康、ヘルスケア、理学療法、リハビリのスペシャリストである日本企業の「iCure」とパートナーシップ提携を結んだことを発表した。イタリア・メディアのなかには、これが長友佑都の去就に影響したという見方もあるようだ。


 クラブの公式サイトによると、ハビエル・サネッティ副会長は「イタリアのみならず、世界におけるインテル・ブランドの発展を示している」と喜びを表わしている。
 
「理学療法、リハビリ、健康、ヘルスケアの分野で、我々の経験を共有できることを誇りに思う」
 
 また、iCureの小泉英一代表取締役社長も「インテルのような歴史ある偉大なクラブのノウハウを学ぶ重要な機会」とし、インテルとの提携について「光栄」と述べた。
 
 ただ、日本企業との提携とあり、長友佑都と関連付ける報道も浮上している。『calciomercato.com』は、今回の提携を「長友が残留した理由」というタイトルで伝えている。
 
 同メディアは、インテルにとっての長友が「ただの一選手ではなく、ずっと多くを代表する存在」だと指摘。女優との結婚、さらにその妻の妊娠で、日本での長友、そしてインテルのイメージが大きくアップしたと報じた。
 
 昨シーズンが不本意なシーズンに終わっただけに、当初はこの夏の放出が濃厚とされていた長友だが、ルチアーノ・スパレッティ新監督の信頼を勝ち取って残留を果たした。だが、calciomercato.comは「スポンサー獲得」が長友残留の理由と見ているようだ。
 
 実際には、長友を高く評価しているというスパレッティ監督は、セリエA開幕から2試合連続で背番号55をスタメンで起用している。「スポンサー要員」の扱いではないだろう。
 
 ただ、その先発の座も揺らいでいるようだ。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は6日、10日のスパル戦に向け、新加入のダウベルトが現時点では先発候補と報じた。ダウベルトは前節、長友との交代で途中出場し、ピンチを防ぐなど、高い評価を受けている。
 
 日本代表ではロシア・ワールドカップ出場を決め、プライベートでは父親になる長友は、ダウベルトとのポジション争いを制し、ピッチでのパフォーマンスで残留を勝ち取ったことを示せるだろうか。