依然として、クラブ内での評価は高いようだ。
 
 日本代表MFの本田圭佑が所属するメキシコリーグ1部、パチューカのアンドレス・ファッシ副会長が、9月12日、スポンサーパーティーに出席。今後のクラブにおけるグローバルな市場戦略を掲げる中で、今夏に加入した“ハポネス”へのインプレッションを語った。メキシコ地元紙の『Excelsior』が伝えている。
 
「年末に我々はクラブワールドカップを戦うが、ケイスケ・ホンダのような選手を抱えていることはとても意義深い。彼は日本サッカーの歴史においてももっとも重要な選手であり、31歳ながら肉体的にも能力的にもまるで陰りが見られない。彼はパチューカに熱狂をもたらしてくれるだろうし、クラブの世界的な知名度をも高めてくれるはずだ」
 
 さらに同紙は、このアルゼンチン人副社長のコメントに同調し、「パチューカの野心は膨らむばかりだ。なぜならケイスケ・ホンダの加入が、メキシコ・サッカー界にここまで大きな影響を及ぼすとは想像していなかったからだ」と説明。そして、「スポーツの観点だけでなく、財政面でのインパクトも相当に大きい。ホンダはいまだ未開拓のアジア市場とブランキアズール(パチューカの愛称)をつなぐ架け橋になるだろう。とりわけ日本サッカー界において、そのブランド力向上に大きな役割を果たすはずだ」と綴った。
 
 スタードダッシュに躓いたチームに対してファッシ副会長は、「まだまだここからだ。ホンダをはじめ、新加入選手がチームに溶け込む時間が短かった。各代表チームの活動があったから、いい形でプレーシーズンを使えなかったんだ。ここからだよ」と期待を込めた。
 
 そのパーティーの夜、パチューカは国内カップ戦のコパ・メヒコ(グループリーグ)を戦い、2部のシマロネスを相手に2−1の勝利を収めた。本田はフル出場を果たし、69分にCKキックから逆転ゴールをお膳立て。コンディションの良さを窺わせた。